まふぃん夏祭り~遊びの中で学ぶ

放デイでは夏休みに入るとまず、自分達のやりたい事を話し合います。

そんな中、去年、こども園・保育園の子ども達をお店屋さんに招待したことを思い出した子ども達。

今年もコロナの影響で花火大会や夏祭りが中止になっている事もあり、【まふぃん夏祭り】を開催することになりました。

「夏祭りにどんなお店があったかな?」「たこ焼き屋さんしたいね」「射的が楽しそうじゃない?」

子ども達からは色々な意見が出てきました。多数決の結果、金魚すくい・くじ引き・射的の3つに決定しました。

今日はまふぃんの夏休みに行った活動を紹介したいと思います。

 

製作スタート!

子ども達の創造力と製作力は無限大!設計図など一切なしでどんどん進んでいきます。

もちろん材料はまふぃんにあるティッシュの箱や段ボールなどの廃材です。

「景品があった方が喜ばれるんじゃないかな?」

どこからかそんな声が聞こえてくると、小さなお客さん達が喜ぶ顔を想像しながら景品作りにも精を出す子ども達でした。

いつもは自分達の為の活動が多いですが、誰かの喜ぶ顔を考えながらする活動。また違った意味での楽しさがある様子でした。

 

コロナの影響がまふぃんにも⁉

招待状も無事に届けて後は本番!

しかし、その直前に県内のコロナ感染者が急増。

子ども達を呼んでのおもてなしは残念ながら諦める事になりました。

せっかく頑張って準備をした子ども達のことを考え、何とかしてあげたい。

そこで、最近、予算を決めてのお買い物体験をしていた事もあり、急遽お金を準備して子ども達が夏祭り体験をする事になりました。

決まった予算の中で自分達で見通しを持ってお金を使う事やお店に行った時の態度など、繰り返し経験することが大事ですよね。

急な変更やピンチも学びに変えるのがまふぃんです!!

 

変なお客さんへの対応

さあ、いよいよまふぃん夏祭りスタート!

そこでまずは子ども達全員が店員さんになります。始めは何も言わずににこにこしながらお店で待っているだけの子ども達。

「あれ?お店の人っていつも何て言ってるかな?」と職員が声を掛けます。すると…

「いらっしゃいませー」と大きな声が聞こえました。それを見て気付いた子ども達もそれに続きます。

そこへ、お金を払わないで金魚を持っていく、勝手に景品を取っていくなど迷惑行為を繰り返す変なお客さんに扮した職員が来店。

「ダメです!ダメです!」と困った様子の子ども達。ダメを繰り返すだけでは迷惑行為が止まらず・・・

「そんなに取らないで下さい」「ちゃんとお金を払ってから!」

なぜダメなのかをしっかり言葉で相手に説明出来ることが重要だという事に気付きだしました。

ただ職員がふざけているだけではないんですよ(笑)遊びの中にもしっかりねらいがあるんです。

「いい景品沢山あるよ」「色んな魚いるよ」「くじ引き一回50円だよ」など、呼び込みもどんどんレベルアップしていっていた子ども達でした。

お買い物は計画的に

各自300円持ってお祭りに参加します。使い方は自由です。

300円ピッタリ使い切る子もいれば、金魚すくいを何回もしてしまい、気付いたらお金が足らなくなり射的を一回も出来ない子もいました。

お店番になった子達もおつりの計算をしなければいけません。

「おつりは〇〇円です、ありがとうございました!」

おつりを渡す時のあいさつもバッチリ出来る子もいました。そして黙ってお釣りを渡していた子もそれを見て真似をしていきます。

射的の仕方などをとても丁寧に教える姿も見られ、終わる頃にはすっかり店員さん姿が板に付いてきた子ども達でした。

 

今回は残念ながら違う形での夏祭りとなってしまいましたが、学びをプラスしたお店屋さんごっこになりました。

店員さん側になった事で今後自分達がお店に行った時の態度もきっと変わってくるかもしれませんね。

 

夏祭りの最中、ピンポーンとまふぃんのチャイムがなりました。

するとそこには招待に対してのお礼の手紙を持って来てくれた保育園代表の子ども達がいたのです。

次こそはこども園・保育園の子ども達を招待して何か楽しいことをしたいね!と改めてやる気スイッチが入った子ども達でした。

 

まふぃん錦ヶ丘 日髙