お知らせ
2022.01.05
ブログまふぃん(上之園)
しめ縄作り(わらの再利用)
2022年がスタートしました。
お正月、家族そろって楽しい時間を過ごしたことと思います。
さて、新年を迎えるにあたり、子ども達と一緒にチャレンジしたいことがありました。
それは、わらの再利用です。
稲刈りの後のわらを大事に保存していたのは、お正月に飾るしめ縄や門松にわらが利用してあることに気付きやすいのではないか、と思っていたからです。
今回の活動は、わらの再利用について、です。
子どもたちから、どんな意見が出て、どんな活動になったのか、紹介いたします。
わらを使って何ができるかな?
自由遊びに職員がわらの仕分け作業をしていると・・・
「僕もやってみたい!」と子ども達が近づいてきました。
「これ、何になるのかな・・・?」
会話を楽しみながら手を動かすうちに、器用にまっすぐなわらを仕分ける事ができました。
わらを使って何ができるのか、子ども達から出た意見は
わら人形、敷き物、ぞうり、くつ、屋根、納豆・・・などなど、どれも興味のわくことばかり。
そんな中で、
「お正月の玄関に飾る・・・まるいの!」
「リース!」
「いいね~もうすぐ、お正月だもんね~、あれはなんていうのかな???」
「し、し、し・・・」
「しめ縄!!!」
作ってみたくないですか???
「やってみたい!!」
みんなで話し合った結果、わらの再利用はしめ縄に決定しました。
しめ縄を作る意味
しめ縄を作る前に、なぜ飾るのか、調べましたよ。
・神様が降りた神聖な場所を示すもの
・しめ縄飾りを玄関に飾るのは、ここが歳神様を迎える家だということを表すため
・魔よけ、邪気をはらう
新しい年を自分たちで作ったお米のわらで、しめ縄を作り、玄関に飾ったら最高だね!!
しめ縄作りのモチベーションが一気に上がりました!
できるかな・・・と不安そうな子どももいましたが、動画を見て見通しが持てたようです。
いざ、しめ縄作りへ!
ねらいは、手指の巧緻性を高めることと、二人組で協力しながら、しめ縄を完成させることです。
ペアの子ども同士でわらをねじり、コミュニケーションを取りながら完成できました。
大きさもひねり具合も様々。でも子ども達は大満足したようです。
職員も子ども達も初めての活動でしたが、材料から完成まで自分たちででき、有意義な時間になりました。
しめ縄、できるんですね!!
とてもシンプルなしめ縄になりましたが、神様は喜んで見守ってくださると思います。
わらの再利用を通して、お米プロジェクトは来年につなぎました。
昔の人が長い年月をかけて作り上げてきた伝統や思いも、子ども達に伝えられたら、と思います。
今年も良い年になりますように!
よろしくお願いします。
まふぃん上之園 末吉
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