お知らせ
2022.01.25
ブログまふぃん錦ヶ丘
童具遊び(錦ヶ丘)
先日の児発での童具遊びの様子です。
簡単なルールを守り競争しながら、次はもっと頑張るぞ!と意気込む姿が見られました。
錦ヶ丘で使っている積み木「童具」
素材は白木が使われていて、触ると木の温もりを感じられます。
今回はこの道具で遊ぶ中で
●バランスを考えながら積み上げること
●指示の違いを理解すること
をねらいとして活動を行いました。
○限られた中での自由遊び
最初に童具の数と場所を制限しながら自由遊びを行いました。
童具の量を調整することで、 お互いに貸し借りが生まれたり、遊ぶものを探して他の子の作っているものに目が向きます。 そこから相手に声をかけたり、物を共有した遊 びが広がっていきます。
今回、まふぃん初利用の子もいたのですが、年長のお姉さんが「 こっちだよ」と声をかけリードしてくれたため、 すぐ一緒に遊びだすことができました。
年下の子に対しての優しい声かけ。 これも異年齢の関わりの中で育まれる力だと思います。
○指示の理解
次に高さ比べをしました。
制限時間を決めて、高く積み上げます。
遊びの中で、「1人で作ってね」「2人一緒に作ってね」などの指示通りにしないと
いくら高く積み上げても勝負には勝てません。
○くやしい!
高さは一番だったのに、指示通りでなかったので負けてしまった子が何人かいました。
思わず涙が出てしまう子もいます。
「悔しかったね…」と職員が気持ちを受け止めに行くと、なんとすぐに
「もう一回する!」自分で涙を拭って、 次の競争に参加する事を選びました。
「次の勝負がある」ということが、気持ちを切り替えるきっかけになっています。
何回かあるチャンスの中で、気持ちが折れても自分で気持ちを切り替える事が出来るようになっていきます。
悔しさを我慢して、もう一回頑張る。
失敗しても、負けても、 再チャレンジできる心が育ってきていると実感しました。
これも、集団の中でしか経験できない事です。
その後の子ども達、いつも以上に集中して話を聞いて取り組む事ができました。
経験から学ぶって、こういうことかもしれませんね。
○童具でのあそび
子供たちは童具で遊ぶ中で大きいものは重く、小さいものは軽い。 ということを体で感じながら学んでいきます。当たり前のことと感じるかもしれませんが、 このような体験的な学びが小学校での学習の土台となっていきます 。あえて軽く作られたプラスチックのおもちゃからは、 形の大きさと質量の関係は学べない部分ではないでしょうか。
また、高いところから大きいものが落ちると「重たい…危ない…」から「 気をつけよう!」と慎重さがひきだされ、 危険予測にも繋がっていきます。
積み重ねるだけでもドキドキして、ワクワクしてとっても楽しい童具。
いろんな学びに繋がる童具を活用して、これからもいろんな活動を考えていきたいと思います。
まふぃん錦ヶ丘 岡田
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