お知らせ
2023.12.14
ブログ
安心して遊びの中に入っていこう!(錦ヶ丘)
児童発達支援では月曜、木曜に年少・年中の子ども達が来所します。
自由遊びの中でまずは子ども達が「沢山遊び込む」経験を出来るような環境作りを行っています。
この数か月で月木クラスに年少少々、年少々のお友達も加わり更ににぎやかになってきています。
初めての場所は少し不安?
この時期はやりたいことをとことんする!!
とにかく沢山遊ぶ経験を積んで欲しい!
子ども達の「遊びたい!やってみたい!」という気持ちから、自発性や積極性を引き出せるような活動を行っています。
「やってみたい!」から自発性へ→https://muffin.tonohara.org/info/article_14571.html
ただ、まだ初めての場所、ざわざわしている場所が苦手、見慣れないお友達がいる・・・等、沢山不安なことがあり中々遊びの中に入っていくのが難しい子ども達もいるのが現状です。
例えばブロックやお人形など、きっとその子達の好きな遊びを提供すれば遊ぶことが出来ると思います。
しかし、まふぃんでは子ども達自身が環境に合わせていけるような活動を行い、子ども達がどんな環境でも遊べるようになって欲しいと思っています。
まずは受容第一に!
まふぃんの本活動は30分間。
始めは最初から最後までずっと泣いていた子がいました。
まず私たちは泣いている子どもの気持ちを受容します。
涙が止まり気持ちが落ち着いてきたな・・・と思ったら、座ってお友達が遊んでいる方へ視線が向くようにします。ここでも座った事でまた泣き始めてしまう!という事も多々あります。
それでも、それを繰り返す中で、徐々に泣いている時間が短くなり、お友達が遊んでいる方へ視線が向くようになってきました。最近では自分から遊具へ向かって行けるようになってきています。
それでもまた不安になると職員の膝の上に戻ってくることもあります。
今はまだ遊べたり、遊べなかったり・・・
「ここで遊んで大丈夫なんだ~!」
と安心して遊びに向かうことが出来るように、遊びへ向かう為のエネルギーチャージの場所、「安全基地」に私達職員はなっています。
遊びに入れるきっかけを!
少しずつでも遊びの中に入っていけたらいいな。
子ども達が「あれなんだろう?面白そう!」と思えるような少しの「きっかけ」を活動の中に仕掛けとして取り入れることもあります。
お友達と関われるようになって欲しい。
でもまだまだそれよりも前のステップ。その場にいる事が出来る。そして遊びの中に入っていく。
スモールステップかもしれません。でもとても大事なステップだと思っています。
これからも引き続き、子ども達の「やりたい!遊びたい!」を引き出せるような活動を計画していきたいと思います。
まふぃん錦ヶ丘 日髙
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