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2025.01.20

ブログ

こどもハウスは みんなのハウス🏠(錦ヶ丘)

放課後等デイサービスの子ども達6人で家作りをしました。材料は段ボールです。

この日は、体調不良で休む子どもが多く、高学年の子どもはAさんただ一人。そこで、今回は協力して家作りをすることと、Aさんが場面にあった言動ができることをねらいにしました。6人チームのリーダーになったAさんは大張り切りです。

はりきる6人!

家作りのルールはシンプル。

・マット2枚の広さの上に段ボールを使って作る

・出来上がった家の中で、おやつを食べられるように作る

です。

リーダーのAさん、「みんな手を出して、丸くなって、」と指示を出し、「家を完成させるぞ、エイ エイ オー!!」と掛け声をかけて気合いをいれました。がんばるぞー!!

思いを伝える

何事も一所懸命するAさんですが、やりたい気持ちが先走ると早口になったり、相手に近づきすぎて相手がびっくりしてしまったりする時があります。

今回、家作りのリーダーとして、みんなをどうまとめるか、下級生へどんな伝え方をすればいいのか、考えるよい機会でした。
以前家作りをした経験のあるAさんは、「ここをつなげて」「ちょっと持ってて」と積極的に指示を出していたのですが、1年生の子どもが質問したことに対して大きな声と早口でアドバイスしたため、その子がびっくりして泣き出してしまいました。

「しまった🫨」と思ったAさん。
そのことがあってから、Aさんの伝え方が相手に分かるように、具体的でゆっくりな言い方に変化しました。涙を流した子ともその後はやり取りをしながら家作りに取り組んでいました。

相手の気持ちを察する

30分程作って、途中経過を確認しました。

「屋根を作りたい」という意見があり、どうするか話し合いをすると、三角の屋根にしたい子が1人、まっすぐな屋根がいいという子ども5人に分かれました。どうなるのか見守っていると、話し合いのリーダーAさんが「〇〇くん、三角の屋根にしたいのはわかるんだけど、今回はまっすぐでもいいかな」と確認したのです。三角屋根にしたかった子も「うん」と承知してくれました
相手の気持ちを察して優しい言葉かけをしたAさんの思いが伝わったのではないかと思います。

段ボールの家が完成!

入り口や窓、屋根作りなど、大変な場所もありましたが、みんなで協力して6人が入れる段ボールの家が完成しました。薄暗い中で食べるおやつのおにぎりは、まるで秘密基地のようで最高だったようです。

Aさんから「名前をつけたい、作ったメンバーの写真も貼りたい」と提案が。しばらく考えて「こどもハウス みんなのハウス」に決定しました!みんな大喜びです。入口にメンバーの写真も貼りました。

始めは大人立ち入り禁止!!と言っていましたが、許可が出て、大人もお家の中を見学。薄暗い部屋の中は、押し入れの中に入っているようで大人の私たちもワクワクしました。

体験的な活動でコミュニケーション力をつける

今回の家作りでは、子ども達のいろいろな変化がありました。

Aさんの、行動では、リーダーという役を最後まで責任を持って果たす、自分の感情をコントロールし、相手の気持ちを想像して話す姿がありとても感動しました。また友達同士で段ボールを支えたりガムテープを貼り合わせたり、窓や屋根をどうするか、考え話し合う姿があちこちでみられました。家を完成させたい!という子ども達の主体的な気持ちがあったからこそ、意見が合わなかった時も折り合いをつけることができたのだと思います。

体験的な学びを通して、今後も子ども達の主体性、コミュニケーション力、協力する力を育てていきたいと思います。

「こどもハウス みんなのハウス」はその後、児童発達支援の年長さんが入って遊びました!

素敵な6人組、ありがとう♪

 

まふぃん錦ヶ丘 末吉

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