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2025.02.27

ブログまふぃん錦ヶ丘

子どもの発達に合った支援を行う為に(錦ヶ丘)

今年度、子どもの定型発達を学び、活動や支援に活かす為、認定こども園錦ヶ丘の年中・年長クラスで活動を行いました。手指を上手く使えているか?指示を聞いて取り組めているか?等、一つ一つ細かく見ながら、子どもの実態を把握し、定型発達の学びを深めていきました。今回は、活動から見えてきた子どもの姿とそこから学んだ事をお伝えします。

出張まふぃんを行って

8月から2月にかけて、年中・年長クラスで運動遊びや積み木遊び、新聞紙遊び等を行いました。子どもの発達に合った活動を行う為に、3・4・5歳児の発達をまふぃんの子ども達の発達段階を保育の本を参考に照らし合わせながら、微細運動や指示の理解、社会性等を組み込んでいきました。また、こども園の職員と打ち合わせや振り返りを行い、子どもに合った活動であったか?どのような発達が見られたか?等出し合い、実際の子どもの姿を見ていくことにしました。

 

今回こども園で活動をし定型発達を見ていく上で、分かった事は一つの行動にも順を追った発達段階がある事です。

例えば、活動の一つ「積み木遊び」では、年中児・年長児のクラス両方で積み木を高く積むといったゲームを行いましたが、年齢によって積み方が異なりました。

「高く積む」という動作一つにも、年中児はたくさん積み木を使ってどんどん高く積んでいく姿、年長児は積み木の特性をよく捉え形や向きを考えながら少ない積み木でもより高く積む姿が見られました。

積み木遊びの発達の段階は、このような感じです。

3歳0~5か月頃→同じ大きさの積み木を繰り返し重ねる

4歳6~11か月頃→積み木を崩さずに高く積む事ができる

6歳0~11か月頃→たくさん積まなくても高く積む事ができる。複雑な構造物を作る事ができる

一つ一つ段階を踏んで発達していく事が分かりました。

 

今回のこども園での活動で気付いた事がもう一つ。

まふぃんでは、子ども10人に対し職員が3~4人、こども園は子ども21人に対し職員が2人配置されます。

小集団と大きな集団とでは、声掛けや活動の見せ方が違う為、大きな集団の中で指示が通る為にはどのようにしたら良いか、職員2人でこども全体を見る為にはどのような提示が必要なのか等、細かく考えて活動を行いました。職員の人数が限られているからこそ、サブとの連携がとても大事で、事前の打ち合わせの大切さ改めて感じました。それぞれの場所でできる支援を行い、保育所等訪問支援や連絡会で連携を図っていきたいと思います。

子ども達一人一人発達のスピードが異なります。今回、定型発達を学びそれぞれの発達はどこなのかをしっかりと把握し、次のステップにいく為にはどのような支援が必要なのか考えてねらいを立て活動を行っていきます。

 

まふぃん錦ヶ丘 亀澤

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