お知らせ
2025.06.17
ブログまふぃん錦ヶ丘
就学に向けての一歩一歩(錦ヶ丘)

先日、就学教育相談保護者説明会を行い、学びの場の違いや、決定までの流れについてお話を聞きました。年長児の保護者のみなさまも、就学に向けての事を考え、少しずつ準備をしている事と思います。まふぃんでも、就学に向けた取り組みを日々の活動で行っています。
おえかき
小学校で文字を書いたり、板書をする為の土台となる「見る」「聞く」「写す」力を育むため、年中・長クラスのお絵描き活動では、様々な形や線を描き、手指の動かし方や力加減を身に付けたり、点つなぎや絵描き歌などで、形を写す活動を取り入れています。
点つなぎは、点を繋ぎ形を描く遊びです。まだ、始めたばかりなので、線が足りなかったり、手本の形と違った形になる事もあります。難しい時には、職員が声を掛けながら取り組んだり、職員が描いた線の上をなぞる所から始めたりと、それぞれに合わせた関わりを大切にしています。一人ひとりが「できた!」という達成感を感じながら、形をよく見る力や、集中して取り組む力を育んでいけるよう関わっています。
写す以外にも、子どもたちの自由なお絵かきの中には、体の動かし方(粗大運動)や認知の発達、これまでの経験が表れます。自由な描画と写す力の両方に注目しながら、子どもたちの表現の変化を見て、どのような支援が必要なのかを考えていきたいと思います。
ボタンのつけ外し
日頃経験がないと、ボタンのつけ外しは難しく、時間もかかります。以前、ブレザーを着たまま過ごしている1年生に「暑くない?脱いだら?」と声を掛けた所、「だってボタン外せないんだもん!」と言われた事がありました。きっと、なかなか言い出せなかったのだと思います。
4月から、お絵描きや小麦粉粘土等の活動では、ボタン付きのスモックを準備しています。ボタンを自分でつけ外しする経験を積み、就学後、小学校の制服の着脱にも自信を持って取り組んでほしいという思いからです。難しい所は一緒に取り組むことを繰り返すうちに、一人で3つ全てのボタンを留められるようになる子も出てきました。
小学校では「自分でやる」場面が増えます。身の回りの事でできることを少しずつ増やす事。うまくいかない時には、困っている事を周囲に発信する事がとても大切です。体験的な活動の中で小さな「できた」を積み重ねながら、子どもたちが自信を持って就学を迎えることができるように支援していきます。
まふぃん錦ヶ丘 岡田
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