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2025.09.24
ブログまふぃん錦ヶ丘
少し待つ活動(錦ヶ丘)

年中さんが多いクラスでは、年長クラスへ上がる事を見据えて少しルールのある活動を始めました。今までは自由遊び形式の活動をメインで行っていましたが、二学期も始まり運動遊びの中で自分の順番が来るまで少し待つ活動を始めています。活動の中で物や場所を共有したり、友達と一緒に遊ぶ、自分から遊び込んでいく力を身に付けてきた子ども達。少し待つ活動では、待つこと、順番を待つことの他にも危険予測や感情のコントロール、集中力等様々な力を身に付けられるようにしています。
身体と心の発達
危険予測は、日常生活の中でもとても大切な力になります。活動では、バランスを取って渡る遊具を通して、体験的に危険を予測する力を身に付けることが出来ます。意図的にヒヤッとする経験ができるような遊具を置くこともあります。高さの低い遊具でくぐる・わたる・よじ登る動きをして手足をたくさん使う事で、危ない時には手をついたり自分で考えて対応できるようになります。色んな身体の動かし方を身に付けることで体幹の安定や姿勢保持にも繋がっていきます。
感情のコントロールでは、子ども達の中には失敗した時に気持ちが崩れてしまう子や気持ちの切り替えが苦手な子がいます。少し待つ活動では、名前を呼ばれるまでマットの中で待ち、呼ばれたらくぐる・わたる・よじ登る課題に取り組みます。成功と失敗を体験する中で、気持ちが崩れてしまった時にも自分で感情のコントロールができるように支援を行っています。順番を待つ中で、集中力が中々続かない子もいます。かっこよく待とうね等と声を掛けたり、よく待てている時にはその姿を認めたり。繰り返し経験していく中で、『楽しそう、やってみたい』と子ども達が自発的に姿勢を正して待つ姿も見られました。
活動を通して
自由遊び形式の活動では、場所や物の共有をすることで友達との関わりや、様々な感情を引き出してきました。友達と一緒に遊んだり、時には場所の取り合いで気持ちの折り合いをつける経験をしたり。その上で少し待つ活動を通して、集中力や指示を聞く力、自分で考えて行動する力を身に付けていきます。小学生になると45分間の授業が始まります。園生活の中でも一斉指示を聞いて動く場面であったり、活動の時間には集中して取り組んだりします。今の時期から少しずつ就学を見据えた支援を行っていきます。
まふぃん錦ヶ丘
米山
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