性教育の一環で身だしなみについて学ぶ活動を行いました。

子どもたちには「シャツを入れる」「襟を整える」「靴のかかとを踏まない」等日頃から伝えていますが、なかなか意識が向かないのが現状です。そのため、実際に職員がいい例・悪い例のロールプレイをして、自分自身の身だしなみについて振り返り、自分の身だしなみについて意識して行動できるきっかけの一つとなればと思います。

活動の様子

悪い例のBさん（職員）登場！！いつも綺麗に整えている職員があまりに乱れており、子どもたちは唖然…

どんな人、どう見えるのかを聞いてみると「汚い、へんな人、部屋が散らかってそう、泥棒みたい」と見た目から感じることを発表してくれました。どこを直したらいいのか意見をもらうと、「シャツを入れた方がいい、髪の毛を綺麗にしたらいい、口周りを綺麗に拭いたらいい」と、悪い例のBさんがみるみる整っていきました。整った後は「シャキッとしてる、真面目、かっこいい」といい印象に変化しました。子どもたちは、Bさんを整える度に「自分はどうなっているのか？」と確認をして自分の身だしなみを整える子もいました。

次に自分自身の身だしなみについて、鏡を使って実際に自分を整える練習をしました。そこでは「綺麗になったよ！」「気持ちがいいな」と身だしなみを整えることで気持ちよさを体感していました。また、子どもたち同士で自分の見えないところを教え合う様子も見られました。

今回の活動からの子どもたちの様子

今回の活動から子どもたちが身だしなみを意識する子が増えてきました。Bさん…?と問いかけるとせっせとシャツを入れたり、鏡を使って髪の毛を確認したり。お手伝いをする前に、気付いて整える子もでてきました。ロールプレイを取り入れることで自分事としてとらえやすく、実際に体験していくことで意識づけるきっかけとなったと感じています。子どもたちが自分を大切にできたり自分らしくいれるために、今後も子どもたちの実態に合わせて継続して性教育の活動を行っていきたいと思います。

松野