先日、児童発達支援で消防立ち合いの元、避難訓練を行いました。今回は年中年長クラスで行い、子どもたちには事前に避難訓練を行うことを伝えていました。

訓練の前に

訓練を行う前に、『大人の話を聞いて行動すること』『おかしもち』の２つを守って取り組むことを確認しました。こども達はそれぞれ園でも避難訓練の経験があり、『おかしもち』についても良く知っていました。子どもたちの中には、お喋りが好きな子や少し不安になってしまう子がいます。安全に避難する為に、大人の話をよく聞けるように、訓練の時には喋らず静かに行動できるよう確認しました。また、不安になってしまう子もいるので、訓練なので安心して取り組むよう声掛けをしました。職員間では、事前に役割について打ち合わせをしました。避難する際の導線や、子どもの誘導から初期消火や室内の最終確認をするところまで担当を決めた上で訓練を開始しました。

訓練をしてみて

避難訓練終了後、消防の方からの講評を踏まえて振り返りをいただきました。

消防の方からは、初期消火をする際は消火器に記載された秒数で、火元から3メートルほど離れて行う事について教えていただきました。職員の動きがスムーズで、導線や扉の開閉についても事前に計画していた通り出来ていたとのことでした。実際に今回避難にかかった時間は、3分25秒でした。消防車を呼んだ時、到着するまでに5分程かかるとのことで、3分30秒以内に安全な場所へ避難しておくことが大切とのことでした。職員の振り返りでは、避難誘導や子供たちの動きがスムーズだった、職員同士での声の掛け合いが足りなかった等の意見が出ました。、もしもの時に備え、日頃から職員間で声を掛け合ったり、移動するのに時間のかかる子に対する対応などを考えていきたいと思います。

冬の時期という事もあり、火事に関するニュースをよく目にします。対策をするのはもちろん、今後も子ども達の命を守るための訓練を定期的に行っていきます。

まふぃん錦ヶ丘　米山