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2019.12.09

ブログ

幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿 ~自然との関り・生命尊重~

今年も早いもので後1カ月。

木々が色付き始めたと思ったら、あっという間に公園は黄色い落ち葉のじゅうたんが広がっています。

 

「あっ!どんぐり」「きいろい葉っぱ、いっぱいだよ!」

まふぃんでは暑さの和らいだ頃から近くの公園にお散歩に出かけています。

 

お散歩のねらいは2つ。

・植物や生き物に触れて、生き物を大切にする気持ちを持ち、自然の変化を感じ取る事ができる。

・交通ルールを意識して、危険なく行動する事ができる。

です。

 

特にこの時期は季節の変化を感じ取る事を大切に、お散歩を行っています。

 

この活動は、保育所保育指針、幼稚園教育要領に示されている「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」の中の「自然との関わり・生命尊重」に繋がる活動です。

 

「自然との関わり」とは、

自然に対する好奇心や探求心を持ち、自然の変化や不思議さを感じとることによって、自然への愛情の念を持つこと。

「生命尊重」とは、

身近な植物や生き物と関わる中で生命の不思議や命の大切さを知り、大切にする気持ちをもって関わるようになること。

 

まふぃんの子ども達もお散歩を通して、日向の暖かさや日陰の涼しさ、だんだんと冷たくなっていく風、どんぐりやイチョウの黄色い葉っぱなど変化していく季節の不思議さを感じ取っているようです。

 

 

 

【活動の様子】

共研公園に出かけた子ども達。黄色くなったイチョウの木に「黄色くなってるー」とびっくり!

早速、落ちているイチョウの葉っぱを集めだしました。

集めたイチョウの葉を投げてひらひらと舞うのを楽しむ子。

それを見ていた子ども達も夢中で葉っぱを集めては「3、2、1、ひらひらひら~」とイチョウの葉を投げて遊び始めました。

始めはどう遊べばいいのか戸惑っていた子ども達ですが、風になって落ちてくる葉っぱを捕まえようと追いかけたり、イチョウの木に抱き着いてその大きさを体感したりと子ども達は思い思いに自然との触れ合いを楽しんでいました。

上之園という町は歩けば5分で中央駅、10分歩けば天文館という街中にあるということもさることながら、甲突川や共研公園など自然豊かな風合いが色濃く残っていることも素敵な一面ですね。

このように様々な場所へのお散歩を通して自然とふれあうことで、地域を身近に感じ、地域への愛着も沸くのではないでしょうか。

たくさんの葉っぱを集めて持って帰った子ども達、「これで遊びたい!」とイチョウを使って製作を楽しみました。

 

 

中には鳥の羽を持って帰ってきた子どもも。

「これ何の羽?」

にわとり? カラスだよ! ハト! スズメかな?

調べたいという子ども達と一緒に鳥の写真ともって帰ってきた羽を見比べると・・・

「(にわとりは)白いね」「これ違う!」「(ハトとは)同じ色!」「これ、ハトだ!!」

「知りたい」という子ども達の思い、真剣な表情で写真をのぞき込んだり、意見を言い合っていました。

 

 

まふぃんでは他にも「自然との関わり・生命尊重」に繋がる活動として、子ども達と野菜の苗を植えたり、虫を育て観察したりしています。また、園庭にはサクラ、モモ、キンカンなど、季節ごとに花を咲かせ、実をつける植物があります。

 

今年はチョウやガの幼虫を何匹も育てました。幼虫からさなぎになるとその変化を興味津々で観察していた子ども達。中には幼虫やさなぎから帰ってすぐに死んでしまう虫もいました。

 

死んでしまった虫を見せると「死んじゃったの?」「かわいそう・・・」

命の大切さを学ぶ機会となりました。

 

 

 

子ども達は身近な自然へ興味を持ち、沢山の生き物に触れる経験を通して「命の大切さ」を学んでいます。

 

子ども達が自然を身近に感じ、命の尊さに気づき、自然を大切にする気持ちを育てていけるような活動を取り入れていきたいと思います。

 

 

まふぃん 中村

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