お知らせ

2020.08.22

ブログまふぃん錦ヶ丘

感触遊び~小麦粉粘土編♪錦ヶ丘

日差しがまぶしい夏真っ盛り。

 

児童発達支援療育クラスの感触遊びの時間です。

日々の生活の中でも様々な感触があります。

まふぃんでは、様々な感触に触れる機会を重ね、苦手を克服し、手指の発達を促しながら、お友達の関わりや、接近、共有などにも通じる活動を準備しています。

 

今回の感触遊びの活動は小麦粉粘土の活動です。

活動のねらいは、「場所の共有」「手指の巧緻性」です。

 

さぁ。活動スタート♪

まずはタライに小麦粉投入です!

早く触りたくてたまらない子どもたち。

「待ってね」の言葉にタライに手を置いてじっと待っています。

中には写真のように、友達の手を「ここだよ!」と促す姿もあります!

 

小麦粉をさらさらさら~っとタライに入れると

「うわぁ」と言いながら見ています。

「はい!どうぞ」の言葉に子ども達はサラサラの粉に触れて遊びます。

粉を交互につかんだり、降らせたり、手をつっこんだり

感触を味わいます。

「はい!ちょっと待ってね」

その言葉かけに「はっ」と気づいて準備の待つ手をすぐにするチーム!

職員はその瞬間を見逃しません!

しっかり待てているチームを先に次の工程へ促します。

次はお水が投入されます。

 

まふぃんに通い始めて5か月

いつもなら小麦粉にお水を入れた途端に触らなくなるA君。

お水を入れてから粉と混ざってべちょべちょになる感触が苦手のようです。

そこで、前回の小麦粉粘土遊び活動時に職員が

「手をだしてごらん」と言って、

手に水をかけてみました。

すると、少しずつ水の入った小麦粉を触ることが出来たのです!

A君はきっかけを元に、苦手だったべちょべちょの小麦粉粘土を少しずつ触れることが出来て、自信となり今回の活動へつながっています。

前回の少しの成長から、今回も同じように手に水をかけてから促すと

「べとべと」「べちょべちょ」の彼が苦手だった感覚を気にすることなく

まんべんなく遊んでいるではありませんか!

 

途中、「先生!これとって」と

小麦粉粘土小麦粉粘土が手を差し出しました。

A君の中では、この感触は「もういいかな。」という感じでだったのだと思います。

 

「これをとってしまうともう遊べなくなっちゃうよ!」と伝えると

一瞬考えて…「そうだね」とにこっとして遊び続けました。

 

今までは水を入れた途端に、見ているだけになったA君。

べちょべちょの感触を味わい楽しみ、そして、塊になっていく過程を先頭きって、こねこねしている姿がありました。

「すごいぞ!A君。頼んだよ!」その声掛けにますますやる気沸騰です!

粘土が出来上がると、それぞれ自由遊びです。

足で踏んでフミフミ~

♪足裏の感触も楽しみながら粘土を伸ばします。

見て!お相撲さんのまわし!(すごい発想☆笑)

見て!のびたよ!びよ~ん♪

 

小麦粉粘土遊びは

粉から塊になるまで、いろんな感触があり

それを手指で触ることにより、感触や力加減を調整しながら遊びに没頭します。

 

粘土からお相撲さんのまわしまで想像してつくってしまう子どもたち!

感触体験とともに、創造性を育み、またひとまわり成長した子どもたちの様子。

べちょべちょの感触が苦手だったA君が、チームのリーダーのような動きをして率先して粘土をこねたこと。

「今日A君すごかったね!」の声掛けに満面の笑み!

自己肯定感も高まったのではないかと思います。

 

その後、こども園でのびっくり出来事!

A君はこども園で全く着用しようとしなかった体操服を着ることが出来ました。

A君の心の変化が見られた嬉しい報告でした。

そんなA君の成長に職員一同ほっこりしたひと時でした。

 

まふぃん錦ヶ丘 有川(アリー)

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