お知らせ
2021.08.10
まふぃん錦ヶ丘
「社会的養護下のこども理解と援助」研修(錦ヶ丘)
先日、まふぃん両園、認定こども園錦ヶ丘、錦ヶ丘保育園の合同研修が行われました。
「社会的養護下のこども理解と援助」について、鹿屋乳児院施設長の躯川恒先生にお越しいただいてお話ししていただきました。
社会的養護、乳児院、里親制度、こどもの権利条約・・など、盛りだくさんの内容でしたが、躯川先生の熱い思いと語り口に魅了されあっという間の2時間の研修となりました。
社会的養護
保護者のいない児童や、保護者がいても何らかの理由(健康上の問題、経済的な問題、虐待等)で保護や養育を必要とするこどもに対し公的な責任で保護や養育を行うしくみのこと。そこには、家庭養育や家庭的養育(里親、ファミリーホーム)、施設養育(乳児院、児童養護施設等)等の子どもを育てていく仕組みがあることを知りました。
子どもの権利条約:4つの原理
・差別の禁止(差別のないこと)
・こどもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
・生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
・子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)
子どもの権利条約とは、世界中の子ども達すべてが持っている権利です。
まふぃんでは今までもこれからも、子どもの生きる権利を尊重し日々の支援を行っていきます。
私たちが子どもに関わる仕事をする上で、「社会的養護」「こどもの権利条約」この2点について全職員で知ること、再確認することが出来たことは今回の研修の大きな収穫となりました。子ども達の中には様々な事情や社会背景がある場合もあること。しかし、そこには必ず守られるべき命と安心して生活する権利があるということです。
まふぃんで大切にしている「自立と自律」。
自立とは、自分のことは自分で出来るようになること。
自律とは、自分の行動や感情をコントロールできるようになること。
この2つの「じりつ」を目指す大前提には、子ども達みんな自分の事をよく理解しそして自分の事を大切にすることができ、自分の事を大好きになって欲しいと思います。
そして、みんなが自分自身の将来を肯定的に捉えることができ、夢と希望を持った大人になって欲しいと願います。
昨年度は多様な性についての研修を受け、職員みんなで周知理解をすることができました。まふぃんは、子どもたちからはもちろん保護者の方が気軽にお話しできる場所、相談できる場所です。ちょっと困ったな・・ちょっと心配だな・・、こんなときどうしたらいいんだろう・・、どんな小さなことでもお話ししに来てくださいね。
子ども達それぞれに生まれた背景や育った背景があり、個性があり趣味や好き嫌いがあります。それもこれも全部ひっくるめて、私たち大人は子ども達の尊い命を守ることが最大の役割であることを改めて心に刻んだ研修でした。
まふぃん錦ヶ丘
児童発達支援管理責任者 吉村
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まふぃん(上之園町)
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受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く