お知らせ

2019.04.06

ブログまふぃん錦ヶ丘

おにぎりプロジェクト始動!(まふぃん錦ヶ丘)

 

まふぃん錦ヶ丘の放課後等デイサービス部門がスタートし、元気な子ども達が通所してきました。早くも1週間が過ぎ、3名のお子様が通所し始めています。

 

今日はまず おやつの おにぎり を作るところからはじまりました。

そうです。すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますがまふぃんのおやつは「おにぎり」なんです!

詳しくはこちらをごらんください。)

 

初日は保育園からもみ付きのお米を頂いたので、利用している子ども達とそのまま精米に行きました。

さすがは吉野ですね! まふぃん錦ヶ丘から車で5分圏内にコイン精米所(通称コメ太郎)がいくつもありました。笑

 

コメ太郎にお米を運び「ここは何をするところ?」と尋ねるT君。

 

精米機にgo!

 

「お米を精米するところだよ」と説明しましたが、それでも小学生には理解が難しいようでした。 一俵のお米を機械に入れ込み、硬貨を入れ、いざ精米スタート!

 ゴーーーーー という大きな音とともに少しずつお米が減り、反対側の出口から 再び  ゴーーーーー  と鳴りながら、大量のお米が一斉に飛び出してきました。

 

白米になって出てきた!

 

「わーーーーーー!!!!」 機械の音に負けないくらいの、大きな声で驚きを隠せない子ども達。

「僕ね、こんなの初めて見たよ」

「今日来て本当によかった~!」

と驚きと感動を表情豊かに表現してくれました。

 

それと同時にもみが取れて、白米になったお米を見て、やっとこの正体がお米だった事に気が付いた子ども達でした。

 

 

まふぃん錦ヶ丘に到着し、おにぎりの準備を始めました。

 

精米したてのお米を水で洗います。「わあ、お水が白くなった」

 

すぐに白くなった!

 

お米が流れないように、水を捨てるのが難しいようでした。

 

数回お米とぎをして、いざ炊飯器へ!

 

精米や米とぎをしているうちに「あ~待ちきれない」「早く炊き上がらないかな」と、食べたくなってしょうがない様子でした。

 

さて、ご飯が炊きあがり、おにぎりを作ろうとするのですが、ラップの準備をするのに悪戦苦闘…

うまく伸ばせられなかったり、切れなかったりして、自宅にあって見た事はあるけど、初めて使うようで手こずっていました。

 

うまく切りたい…

 

職員が手を添えて、一緒に持ったり、切ったりすることでコツを掴み、2回目からは一人でなんとか切れるようになりました。

 

自分の好きな味付けをして、ラップで握り、人生初のおにぎり完成!!

 

 

余ったご飯で、職員の分も作ってくれましたよ。

 

 

おにぎり作りから見えてくる子どもたちの様子も療育に繋がってきます。

我々はそれを「おにぎりプロジェクト」と呼んでいます。

 

 

おにぎりプロジェクトには

①他の人のことも考える

②臨機応変に対応する

③おにぎりの具材で苦手な食べ物にもチャレンジする

といった3つのねらいがあります。

 

今はまだ少人数で、ご飯の量は2合でも余るくらいなのですが、登録数が増えてくると2合では足りなくなってくる事があると思います。

職員で調整する事は可能ですが、そこを敢えて「この人数に対して〇合必要」といったマニュアルは作っていません。

 

大体足りる量を見込んで、ご飯の用意は行いますが、子ども達で「今日は〇人だから、これくらい次の人の分を残しておけば足りるかな」といった感覚が生まれるように意図的にご飯を炊くようにしています。

 

それが①「他の人の事も考える」に繫がってきます。

 

また、他の人の事を考えていたのにも関わらず、足りなくなってしまう事はあると思います。そんな時にも、自分の事ばかりでなく、相手の気持ちになって考えられるようになったり、足りなくなって怒ってしまう、で終わらせるのではなく「足りないのなら、代わりの方法を考えよう」といった考えが出てきてほしいですよね。

それが②「臨機応変に対応する」に繫がってきます。

 

今は市販のふりかけを使っていますが、おにぎりの具も徐々にバリエーションを増やしていこうと思っています。上之園のまふぃんで行ってきた取り組みとして、切り身を焼いて、身をほぐして「鮭フレーク」を作ったり、自家菜園で育てたピーマンを塩昆布で敢えて、おにぎりのお供にしてきました。

他にも梅干や豚みそ(自家製)を提供していました。始めは「食べたことないから食べない」「苦手!」といったお子さんもいました。ですが、友だちの「おいしい!おかわり!」「初めて食べたけど、美味しかった!」という言葉を耳にすると、その言葉や雰囲気が徐々に周りにも広がり「じゃあ一口だけ食べてみる」に繫がっていきました。

それが③「おにぎりの具材で苦手な食べ物にもチャレンジする」に繫がってきます。

 

おにぎり最高!

そういったおにぎりプロジェクトから見えてくる、またブログを通して、皆様にお伝えしていけたらと思います。

 

(児童発達支援管理責任者 鈴木志穂)

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受付時間/9:30~18:00 ※日・祝を除く

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