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2019.04.13

ブログまふぃん錦ヶ丘未分類

新聞遊び(まふぃん錦ヶ丘)

今日の児童発達支援部門の療育は「新聞遊び」を中心に行いました。

活動のねらいは「集中して遊ぶ」「新聞紙を使って手先や指先の感覚を味わう」でした。

一見するとシンプルな新聞紙遊びですが、「ビリビリ~」と手に響く感覚を味わったり
小さく丸めて手や指先を使うなど、子ども達には身近でかつ扱いやすい素材です。

さて、まず大きな新聞紙を子ども達の目の前に広げ破って見せると、子ども達も同じようにやってみようと試みます。

「破れない…」「できない〜」と、保育士がやっていたように破れなくて苦戦。自分の思うようにいかず、イライラして遊びに対する意欲が落ち、活動に取り組めなくなったりする事があります。そんなときは「ここをもってごらん」と手を添えてみたり、上手に破ることができたら「それでいいよ!上手だよ!」と、子ども達が自らの力で、活動に対する集中力やイメージする力を伸ばすためにやる気を引き出せるような前向きになれるような言葉 = ポジティブになれる言葉 を選びながら、声掛けを行い子ども自身のやる気を引き出します。できたことを認められると、その喜びが楽しみに変わり、徐々に活動に対する意欲が定着してきます。それが「集中して遊ぶ」に繋がってきます。

しばらく活動していると、「破りやすくなるようにしてほしい!」と言ってくる子がいました。新聞紙に少しだけ切り目をつけてもらった子はスムーズに破り始めゆっくり、ゆっくり時間をかけて長くなるように破りながら、手に響く「ビリビリ~」の感触を味わっていました。新聞紙を破った時の手のびりびりはいくら口で説明しても体験しないとわかりませんよね。小さなことでも自分で体験するということがとても大切です。最初は思うように破れなかった新聞紙を、あきらめずに上手に破ることができたことが嬉しかったようでそれから集中して20分ほど破り続けていました。

 


破れた新聞紙が増えてくると、段ボールで囲いを作り「新聞紙の海が出来上がり~」と子ども達は大喜び。自らの手で破った新聞紙を両手ですくって頭の上に投げて、ひらひら落ちてくる新聞紙を「雨みたーい!!」と大はしゃぎでした。

また、お友達同士転がり、職員に新聞紙を渡して、「お布団にして~」といろいろなイメージを膨らませながら一緒に遊ぶ姿も見られました。気づけば1時間ほど集中して活動を楽しんだ子ども達でした。

活動の後は、ゴミ袋にしっかりと片付けもできました。今後も遊びの中で子ども達に身につけてほしい感覚を育てていけるよう工夫して参ります。
まふぃん錦ヶ丘 児童発達支援管理責任者 鈴木志穂

 

 

 

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