にぎりぱっちり🐣

4月に2人から始まったまふぃんの児発のクラス、約半年経ち、現在16名まで増えました。
人数が多くなったことに伴い、曜日ごとにクラスを分けて活動を行っております。
10月に入ってきた子ども達も多くいますが、少しずつまふぃんでの活動に慣れてきてくれているようです。
初めはお母さんから離れると大泣きしていた子もいましたが、1か月ほど経ち、今では玄関で自分からバイバイをして、ニコニコ笑顔でお部屋に入って行くようになりました。

今日は、そんな人数の増えてきた未就学児のわらべうたの時のお子さんの様子をお伝えいたします。
小さいクラスの子ども達、わらべうたで大人気なのはオーガンジーを使ったあそびです。
オーガンジーとは軽く透けている布の生地のことで、程良い張り感を持ち合わせ、固い風合いと光沢が特徴です。ドレスにもよく使われる素材です。

 

わらべうたでもこのオーガンジーを使って、いないいないばぁをしたり、手の中にくしゃくしゃにして隠して手を広げると飛び出てくる様を楽しんだりして遊びます。
ハンカチやタオルとは違い、薄い素材でありながら、弾力性があったり、布を通り抜ける柔らかな光を感じることができたりするところが、子ども達を夢中にさせるようです。

このオーガンジーを使ったわらべうたで、『にぎりぱっちり』という遊びがあります。

 

にーぎりぱっちりたてよこひよこ♪
という歌に合わせて、オーガンジーを手の中に隠し、
手の中に全て隠れたところで・・・
ぴよぴよぴよ~!
と手を広げ、オーガンジーを飛び出させます。
子ども達は手の中から本物のひよこが出てきたかのように喜んでくれます。

 

いつもはあまり発語のでないお子さんも、歌の初めを覚えて
「にーぎいぱっちい・・・ぴょぴょぴょ~♪。」
と歌い出す場面もあり、とても驚きました。
ゆったりとしたリズムや、聞きやすく、覚えやすく、歌いやすいわらべうたは、子ども達に安心感を与え、ついつい口ずさみたくなってしまうような気持ちにさせるのかもしれません。

オーガンジーの不思議な動き、綺麗な色、早く自分もぴよぴよしたい!
そう思って手を伸ばす子がたくさんいます。
このような場面で、友達がにぎりぱっちりをする様子を見て、今の場面を理解してもらったり、待っていたら自分にもオーガンジーが回ってくるという経験をしてもらいたい為、まふぃんでは人数より少ないオーガンジーで、順番ににぎりぱっちりを行っていきます。

このようなことを繰り返すことで、少しずつ周りの状況が分かるようになったり、待てるようになっている子も増えてきました。

 

 

活動が終わり、自由遊びの時間にも3枚のオーガンジー布を出して、子ども達に自由に遊ばせてみると、
やはり大人気です。まだまだオーガンジーでにぎりぱっちりしたいと言う子が、大勢います。

こんな時も子ども達の反応は十人十色

貸して。と言う子
何も言わずにひっぱって取ろうとする子
順番じゃないといけないんだ!と職員に言いに来る子
少し離れたところからじっと見ていて、ほしいけれど何も言えない子

(おーふーねーが、ぎっちらこ♪)

まふぃんでは、怪我がないように、職員の見守りの元、できるだけ子ども同士のやりとりを大切にしていることをこれまでのブログでもお伝えしていますが、このような取り合いが起こったときにもそのような対応をしております。

「貸して。」と「いいよ。」

このようなやりとりを形式的にするのではなく、
貸したくない気持ちがあるのなら、その気持ちを押し込めず「今遊んでいるから貸せない。」と、言葉で伝えられたらいいですね。

・友達の物を無理矢理取り上げてしまったら、相手が泣いてしまった。
・自分より小さい子に譲ってあげた。
・勇気を持って「貸して。」と言うことができた。
・自分の持っていたものを黙って取られた。

このようなさまざまなやりとりを経験していくと、4歳ころには「ほしいけれども、貸してあげよう」というような気持ちが生まれてきます。

 

しかしその一方で、「こうしたい」ということは分かっていても、そうならない自分との間で身動きがとれなくなり、泣いたり、乱暴なことをしてしまうこともあるかもしれません。
そのようなときにも、自ら立ち直ることのできるように日々、職員は寄り添いながら支援しております。

 

楽しい活動の中にも、たくさんのぶつかり合いがあったり、葛藤がありながら子ども達は成長していくんですね。

今後も子ども達の様々な姿を大切にしながら活動を行っていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 岡田