ラスク作り

前回のブログでご紹介した「体験活動~ゆでたまご~」。

この日の昼食で作ったサンドイッチの食パンが少し残っていました。

 

この日の活動終了後のこと・・・

食パンの残りを見つけた女の子が「これでラスク作れるよ!」と教えてくれました。

「ラスク作ってみたい!」「タブレットで作り方をしらべていい?」と尋ねてきたので、タブレットを渡してラスクの作り方を調べる事にしました。

 

“ ラスクの作り方 食パン ”

ローマ字表を見ながらゆっくりと文字を打っていきます。打ちたい文字を探し、タブレットで文字を打つ、時間がかかりましたが、最後まで根気強く職員を頼ることなく調べる事ができました。

 

ローマ字は小学3年生で学習します。ただ、日常生活でローマ字を使う事は少なく、まふぃんでの学習の際もローマ字を覚えて書けるようになるまでには時間がかかってしまいます。

今回のようにタブレットを使って何かを調べるなど、子どもが自ら知りたい事を調べる事でローマ字の学習に繋がっています。

 

この日は、ラスクの作り方を調べる事だけで終了。

次回の登園の時に「みんなのおやつにラスクを作ってあげよう」とラスク作りの約束をしました。

 

 

 

 

 

ラスクづくり当日。

 

学習を済ませると、「みんなには秘密にしようね!」と職員室でこっそりラスクを作り始めました。

タブレットでラスクの作り方を読みながら手順を確認していきます。

 

「食パンを焼いて、途中でバターを入れて、砂糖をまぶしたら出来上がりだって!」

 

 

ここにも学習の要素が含まれています。

作り方の説明を読む、国語につながる学習、材料の量を図る算数につながる学習など、普段意識する事は少ないですが、私たちの生活のいたるところで学校の勉強を活かす事ができます。

まふぃんでは文章の読み書きが苦手なお子さんも多く、まふぃんの学習時間も、教科書の音読や漢字の書き取りに苦戦し。学習に時間がかかってしまう子もいます。しかし、「~を知りたい」「~やってみたい」などワクワクする楽しい活動や遊びと学習を結び付ける事で、苦手な読み書きにもチャレンジする姿が増えてきました。

 

 

さて、ラスク作りスタートです。

まずは包丁で食パンを切っていきます。作り方の写真を見ながら大きさを揃えて切っていきます。

切り終えると、ホットプレートで食パンを焦げ目がつくまで焼いていきます。

途中、職員室を覗きに来た男の子、ラスクを作っている事に気づくと「僕もやらせて」と入って来て、2人で作り始めました。

「私がひっくり返すから、バターの準備して」

「もうバター入れていいかな?」

味付けの砂糖の他にきな粉もある事を伝えると、

「砂糖味ときな粉味半分ずつにしよう」とラスクを半分に分け味を付けました。

「砂糖はどのくらいかな?」

「入れるの、緊張する~」

「ここ、きな粉かかってないよ」

2人で役割を話し合いながら作る事ができました。

 

 

 

完成したラスク皆は美味しく食べてくれるでしょうか~?

 

早速、作ったラスクをもって活動の部屋へ行くと、いい匂いに誘われて「それ何~?」と友達が集まってきます。

「ラスクを作ったから食べて!」

「こっちが砂糖、あれはきな粉味だよ」

 

みんなでおやつタイムです。

我先にとどんどん食べる子ども達、たくさん作ったラスクはあっという間に完食でした。

 

「どうやってつくったの~?」

「おいしかった」

「作ってくれてありがとう!」

友達にも喜んでもらえて、作った2人も嬉しそうでした。

 

 

今回のラスクづくりは、学校での机上の学習が生活に活かせることも知る機会になったのではないかと思います。

「勉強はきらい」と感じている子どもが多くいますが、そんな子ども達に「学ぶことは楽しい」「日々の生活に学びが詰まっている」という事を知ってほしいと思います。

その為にも「~をしてみたい!」という子ども達の主体性を大切にしながら、その活動の中に学習的な要素を加える事で、「楽しい学び」を実現していきたいと思います。

 

 

まふぃん 中村