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2025.12.23

ブログまふぃん錦ヶ丘

療育の5領域「健康・生活」(錦ヶ丘)

今回は、療育の5領域の中で生活の基盤となる「健康・生活」についてお伝えします。

健康・生活とは?

「健康・生活」とは、健康な心と体を育て、基本的な生活習慣を身に付けていくための領域です。

具体的には

①健康状態の維持・改善

②生活リズムや生活習慣の形成

③衣服の着脱や手洗いなど、基本的生活スキルの獲得を目的としています。

まふぃんでの取り組み

【年少々~年中クラス】

このクラスでは、服の着脱や手洗いなど、自分でできる事が増えるように支援しています。

発達の目安として

1歳頃:帽子や靴下を脱ぐ。

2歳頃:ズボンやオムツなどの脱ぎ着ができる。

3歳頃:簡単な衣類の着脱ができる。

といったステップで進んでいきますが、発達には個人差があります。

一人ひとりの苦手な部分を把握し、難しい所は手伝いながら、できる部分は自分で取り組めるように支援しています。

後ろから手を添える、履き口を引き上げるなど、一つ一つ進める事で、最初は靴下を履けずに待っていた子も、今では自分でできることも増えてきました。

【年中~年長クラス】

年中~年長クラスでは、就学を見据え「自分でやり遂げる力」を育てています。

その中の一例として小学校では、制服や給食着など、ボタンを扱う場面が増えてきます。

今年度の1年生達の様子を見ると、制服のボタンに苦戦し、涙ぐむ姿が見られました。小学校に入った時、自信を持って取り組めるように、お絵かきなどでスモックを使ったボタンのつけ外しの練習も行っています。また、新聞紙遊びや小麦粉粘土遊び等で、楽しみながら手指の巧緻性を高めていけるように支援しています。

さらに、就学に向けて、少し急いで準備をする練習も行っています。

最初の頃は、気が逸れて着替えを忘れてしまう子もいましたが「まずは服、次にズボン履く」と、一つ一つ声掛けしながら支援を行ったことで、今では周りの様子を見て急いで行動できるようになってきています。

「健康・生活」の領域は、一つ一つの積み重ねでできるようになってきます。

すぐに結果は出ませんが、日々積み重ねることによってできる事が増え、自信が付き、自立に繋がっていきます。

これからも子ども達の「できた!」を増やしていけるように支援していきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 亀澤

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