主体的に遊ぶ環境作り

先週、同法人の錦ケ丘保育園に行かせて頂きました。

「個性ある一個の人格として尊ばれる子、自己肯定感を持てる子、『学ぶ』ことは楽しいと思える子」が錦ケ丘保育園の目指す園児像です。(詳細は、錦ケ丘保育園のブログに載っています)

 

さて、錦ケ丘保育園では、「のびのび保育」という、自由保育を行っています。

「自由保育」と聞くと、「自由に遊ばせているだけじゃない?」と思われる方もいるのではないかと思います。

しかし、「のびのび保育」は、違います。“子どもが主体的に遊ぶ保育“を行っています。

子ども達が主体的に遊ぶこと。実はとても大事なのです。

主体的に遊ぶことで、色んなことを学ぶことが出来ます。

 

保育園での様子を例にお伝えします。

1つ目は小川での様子です。

小川では、カエルの卵を見つけた子ども達がいました。

3歳児の子ども達はじーっと観察をしたり、卵を触ってみたりするなど、カエルの卵に興味津々です。

 

この「知りたい」「なんだろう」と思う気持ちが「好奇心」を育てます。

 

 

2つ目は砂場での様子です。

砂場では、雨どいを使って水を流す遊びをする子ども達がいました。

雨どい同士を繋ぎ合わせて、水を流してみると・・・。

「あれれ~」

水が思う通りに流れていきませんでした。

すると、一人の子が「雨どいを斜めにしたら水が流れるんじゃないかな」とアイデアを出してくれました。

そのアイデア通りに、雨どいを斜めにして水を流してみると、上手く流れることが出来ました。

 

この砂場の場面。子ども達が楽しく遊んでいるだけに見えますが、「学び」がたくさんあります。

まず、水が流れない原因を考えることで「思考力」の芽生えが育ちます。

また、友達と協力しながら雨どいを繋ぎ合わせることで「友達と協力する力」が育ちます。

 

と、このように「主体的に遊ぶことは学び」であることが分かります。

 

たくさん遊んでいる証拠です

 

 

まふぃんは、設定された活動を行っていますが、錦ケ丘保育園と同じように「主体的に遊ぶ」ことを大事にしています。

 

「小麦粉粘土遊び」を例に挙げます。

まふぃんでは、粉から小麦粉粘土を作っています。(小麦粉+水+油で小麦粉粘土が出来ます)

粉を触るとサラサラの感触を感じる事ができ、粉と水を合わせるとぱさぱさの感触を感じる事が出来ます。

小麦粉粘土では、楽しく遊ぶ中で、まずは「感触の変化」に気付けるようにしています。

そして、感触の変化に気付けるようになると、どうやったら小麦粉粘土が出来るのかを考えたり(思考力)、「もっとこうしたら粘土が作れるんじゃない?」と自分から興味を持って遊びに関わろうとしてきます。(探求心)(想像力

 

これが「主体的に遊ぶ」ことに繋がります。

 

 

 

錦ケ丘保育園(のびのび保育)、まふぃん(設定された活動)。

役割は違いますが、子どもが主体的に動けるように環境を工夫している所は同じであると、今回気づくことが出来ました。

保育園では、子どもの興味に寄り添った物を準備しています。

また、まふぃんは、どの子もワクワクしながら遊べるように活動の工夫をしています。

質の高い療育・保育を目指しているからこそ、環境や遊びの工夫をしているのです。

 

子どもの「やってみたい」と思える経験は、成長する上で大切であり、それを基盤にありとあらゆるキャパが広がっていくと思います。

「おもしろそう!」「やってみたい!」このような活動を今後も展開していきたいです。

そのためには私も「学び」ですね。

 

保育士 亀澤