振り返り  ~今年1年は?~

振り返り~今年1年は?~

今年も残すところ後3日となりましたね!皆さんはこの1年どのような年でしたか?
〝早かったな~、色々あったな~、何となく終わったな~〞など感じ方はそれぞれ?…ですかね!

私にとってこの1年どうだったか…
それは、〝変化、戸惑い、緊張、勉強〞など色々な気持ちが入り混じった年でした。
でも1番は…

〝充実していました!〞4月からまふぃんに来て9ヶ月。今まで保育園で経験をしてきましたが、療育は初めて。

療育ってどんな事をするの?

言葉としてや、何となくの知識としては知っていましたが、実際、療育の現場で働くとなると未知の世界。
不安とドキドキした気持ちでスタートしました。まるで小学1年生😅
そんな気持ちの中で仕事をしていた6月頃、小学生の子どもに「先生、大分慣れたね!」と
肩を叩かれた事がありました。一瞬キョトンとしてしまいましたが、笑い出すと共にリラックスしていこう!と思えた瞬間でした。
子どもの力は凄い!

さて、前置きはここまでにして。
未就学児クラス(1歳から2歳)の子どもたちの成長についてお伝えしたいと思います。
この9ヶ月大きな成長を見せてくれました。
4月の頃は集まりの時に座っていられない、視線が合わない、名前を呼ばれても反応がない子どももいました。ところが今では

〝お集まりだよ〞

と声を掛けると、椅子に座り

〝コロコロたまご〞

の歌に合わせて手を動かしたり、名前を呼ぶと「はーい」と視線を合わせて手を上げたり、返事をするようになりました。途中で離席する子どもは今ではいません!
毎回、同じ対応を繰り返し行う事で次第に〝今は座らないといけない〞という事が理解出来るようになります。

ただ一言、『今は座ろうね』の声掛けだけです。

また、場の共有や接近が苦手なA君がいました。出会った頃は自分の視界に友だちが入って来るとその場を離れたり、自分から友だちの中に入っていく事もありませんでした。
しかし、段ボール遊びや小麦粉粘土、わらべ歌などでの活動の経験を通し少しずつ友だちと関わりながら共有、接近が出来るようになり、今では自分から友だちの中に入って行き笑顔で遊んでいます。


最近は同じ曜日に通う子どもたちの中にも、友だちを意識する行動が見られるようになりました。
ある日の段ボール遊びでの出来事です。
壁から棚に向けて横一列に段ボールを並べていました。壁が近づくと棚側に押したり、壁側に押したり、出来るだけ〝きれいにすっぽり〞と並べられるようにしていました。
最後の1個!これが入ればすっきり!
というところまできました。
しかし、最後の1個が…中々…
子どもたちも考えます。

3人で段ボール箱をあれこれ替えたり、縦にしたり、横にしたり何度も入れ替えていました。
言葉でのやり取りはあまり見られませんが、お互いを少し意識し合いながら遊んでいるようにも感じられました。
そのうち、すっぽりと並べられる事が出来ていました!
ここまで集中が続くとは思ってもみませんでした。

ところが、話はここでは終わりません。子どもたちの思わぬ成長があったのです。
それは、
段ボールで半分に仕切られる形になってしまった部屋。
一方には2人、もう一方にはA君が1人取り残されてしまいました。それに気が付いたBちゃん。段ボールを一個ずらしA君のところへ。
「A君おいで」と言い、Bちゃんが遊んでいた場所へ手を引き連れて行ってくれていました。

今までは一緒に遊んでいるように見えても、まだ自分だけの世界で遊んでいた子どもたち。
少しずつ友だちの存在に気が付き、気にしたり、関わろうとする姿が芽生えてきたのだなと感じたのと同時に、心の成長も感じる事が出来事でした
日常のふとした時に感じる子どもたちの成長。ひとつひとつの小さな成長、変化が今まで以上にとても嬉しく、貴重に思えた1年でした。
子どもたちの成長や、変化を見逃さず、しっかりと見守っていきたいと思います。

さて、明日からまふぃんも年末年始のお休みです。今年1年ありがとうございました。
ご家族揃って良いお年をお迎え下さい。

それでは、1月4日子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

まふぃん上之園  寺田