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2020.01.29

ブログまふぃん(上之園)未分類

なみだのワケは?!

 

まだまだ寒いですが、先日は梅の花が咲いているのを見かけました。

来週は立春。寒い中にも少し春が近づいてきているのだなと感じました。

 

午前中の子どもたち。イヤイヤ期に入ったり、「これ、僕の(私の)」と全身を使って自己主張をするようになったり、友だちを意識して遊び始め成長を感じます。

 

そんなまふぃんの午前中クラスでの出来事。

 

本日の活動は段ボール遊びです。

最近は高く積み上げて遊でいる子どもたち。時には自分の身長より高く積み上げる事も出来るようになってきました。

 

もっと高く積みたい!でも届かない!!

う~ん・・・ど~しよう・・

子どもたちは箱を手に〝どうしたら積めるか?〞積んだ段ボール箱の高さとにらめっこ。

ひらめいた!!

それは…

職員の助けを借りること!

自分が積みたい段ボールのところまで職員の手を引いて積んでもらおうという作戦です。

「困ったな」「どうしようかな」

これらを自ら発信できるのもひとつの社会性ですね。

 

 

さてさて、そんな中いかにもまふぃんらしい姿が見られたので少しご紹介します。

B君が使っていた段ボールが欲しくて泣くA君。

追いかけられたB君は〝何で追いかけてくるの⁉これ僕の!取らないで!〞と

B君も〝うぁ~ん〞と泣き出してしまいました。

 

 

『欲しいよ~』『何で追いかけてくるの⁉』と、1個の段ボールを巡り涙の戦いのスタート!

B君に追いつき手が箱に伸びました。

すると、箱を守ろうとし咄嗟に頭の上に持ち上げる作戦に出たB君!

A君も負けていません。頭の上に持ち上げられても、〝欲しいものは欲しい〞手を伸ばして

引っ張り合い〝取られたくない!〞〝欲しいよ~〞で2人とも涙、涙、涙

今までは自分だけの世界で遊ぶ事が多かった子どもたち。友だちを意識するようになり、

持っている物、使っている物にも関心を示すようになってきました。

でも、まだ言葉で自分の気持ちを伝えたり、上手くやり取りをする事が出来ないので今回のようなトラブルが起こりやすくなってきます。

 

しかし、このようなトラブルも子どもたちにとっては友だちとの関わり方を知る大切な経験。

自分だけの世界から〝自分以外の世界へ1歩踏み出し興味を持つようになった成長〞

です。

怪我のないようにすぐ近くで見守り、人との関わり方の経験を遠ざけないようにしています。

職員は「欲しかったんだね」「嫌だったね」とお互いの気持ちをしっかりと受け止めるようにしています。

 

さあ、この2人。その後どうしたのかと言うと…

さっきまであんなに泣いていたのに・・・あれれっ?

泣き声が笑い声に変わりました。

蓋の空いた段ボールに入り〝いないいないばあっ!〞とやり取りを楽しんだり、一緒に中に人って笑顔で遊んでいました。

泣いたり、怒ったり、笑ったり。大忙しの子どもたち。

自分の感情を思いっきり出してぶつけ合い、受け止めてもらいながら人との関わり方を

2歳児なりに学んでいます。

 

次回の活動ではどんな表情を見せてくれるかな?

 

 

まふぃん上之園

寺田

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