声かけひとつで・・・

先日放課後等デイサービスで「運動遊び」を行いました。

今回のねらいは「順番を待つ時、姿勢良く待つことができるようになる(その場に応じた行動ができるようになる)」

前回、運動遊びで、姿勢良く待たないといけない時、壁にもたれていたので、このようなねらいを立てました。

 

さて、活動が始まると「早く順番を呼ばれたい」気持ちから、姿勢良く座って待っていますが、時間が経つと姿勢が崩れそうになります。

 

前回はここから職員が何度も声をかけ姿勢を正していましたが、今回は少し言い方を変えてみました。

「早く呼ばれるにはどうしたら良いでしょうか?」

この一言で子どもたちは全員背筋を伸ばし、順番を待つことができました。

 

まふぃんに通う子ども達は実はどの様に待てば良いかを皆よくわかっています。

そして職員も皆が分かっていることをよく知っています。

 

ついつい口をついて出てしまう

「ほら!姿勢を正しくして!」

「ちゃんと座って!」

よりも

「どうしたらいいと思う?」

「どうするんだったけ?」

その一言で行動が改善されるとお互いストレスがなくなるばかりか、子ども自身が考えて気づくことができます。

(知らないことは教えないといけませんが・・・。)

 

まふぃんでは子ども同士でトラブルになった時にも極力見守りますが、(もちろん手を出しそうな時には止めます)

どうしても収拾がつかない場合は職員が介入し

「どうしたらよかったかな?」

の言葉を大切にしています。

 

最終的にはトラブルにならないようになることが目標ですが、今は子ども達はたくさんの経験を積む時期。

経験を繰り返し、学び、自分達でどうしたら良いのかに気づく。

そして自ら行動を変え改善に繋げていく。

大人は気づくヒントを与えれば良いんですね。

姿勢良く待つ事ができています!

 

実は冒頭で出てきた言い換えは家庭でも実践できます。

「危ないからダメ!」⇒「お母さんケガが心配なんだよね」

「何度言ったらわかるの!」⇒「どうしたら良いと思う?」

「早く宿題しなさい!」⇒「お母さん○〇時までなら付き合えるよ」

などなど。

 

あとは見通しを持たせて行動を促す方法もあります。

4月当初、楽しい自由遊びから本活動に移ることが中々難しい子もいました。

そんな子も

「自由遊びは5時10分前までね」

この一言でスムーズに次の行動に移れるようになりました。

大きな声を出し

「はい!片付けて!」

より、職員も気持ちよく仕事に励むことができます。

 

 

 

これからも子どもに望む行動を

大人からの一方通行の指示や命令だけでなく

子ども達自身の経験や気づきによって促していきたいと思っています。

 

まふぃん上之園
亀澤