学習の様子②(まふぃん上之園)

大型連休が始まりますね。

今年は、“ステイホーム週間”と称して、家の中で過ごす時間が増えます。何をして過ごすか、子どもたちと話し合うのも良さそうです。お料理・片付け・ゲームなどなど、たくさんのアイディアを出して過ごしてほしいと思います。

 

さて、3月5日のブログでまふぃんの学習の様子について紹介いたしましたが、今回は新年度の学習の取り組みをご紹介します。

 

まふぃんでは、学習の時間を次のようなねらいを持ちながら取り組んでいます。

○学習する習慣を身に付ける。

○わからないことを質問したり間違ったところをやり直したりできる。

○学習したことを生活の場面にいかす。

○「コグトレ」を使い、認知機能を伸ばす。

 

「コグトレ」とは、昨年、ベストセラーになった「ケーキの切れない非行少年たち」を書かれた宮口幸治氏(立命館大学大学院人間科学研究科教授)が開発された支援プログラムです。

「認知○○トレーニング」の略称で、○○には「ソーシャル(社会面)」「機能強化(学習面)」「作業(身体面)」が入ります。

一日5分、わずかな時間を利用してトレーニングできるように開発されています。
すでにまふぃん錦ヶ丘でも導入しておりますが、まふぃん上之園でも新たな1歩として4月から本格的な取り組みを行っています。

 

言葉で説明すると、とても難しそうに感じてしまいますが、実際の教材はとてもシンプルです。

・覚える

・数える

・写す

・見つける

・想像する

のカテゴリーに分かれています。

 

まふぃんの子どもたちの実態に合わせて、まずは「数える」「見つける」のプリントから取り組んでみました。

 

とても集中して取り組んでいます。

「3つずつまとめる」をどうまとめればよいか、悩む子どももいれば、すらすら進むけど、合計の数を間違えてしまう子どももいます。一人一人の傾向やつまづく所が分かり、支援につなげていけそうです。

 

また、活動の時間に

2~3人組で「見つける」

同じ絵はどれ?

この影はどれ?

 

5人の小集団で「想像する(物語作り)」も活動の時間に行いました。

「これが違うよ」

「ここ、ここ」

と、みんな順番を付けるのに真剣です。

「ここって、どこ? わからないよ」

と伝えると、

「葉っぱの数が多くなっているから、これが最後だよ」

と具体的に説明することができました。

 

複数で取り組むことにより、人の話を聞く、自分の意見を伝えるのコミュニケーション能力や、早く言いたいのを我慢するなどの感情のコントロールの練習になります。

また、理由付けして説明するためには、イラストをよく見なければ言えません。

“細かいところまでよく見る”という力が養われていくのですね。

 

コグトレのすごさを実感しながら楽しく導入することができました。

これからも子どもたちの伸ばしたい力を考えねらいを明確にしながら、学習に取り組んでまいります。

子ども達の認知機能を高め、学校や社会で活かす力をつけるためにどうしたらよいか、私たちも学びを続けます。

 

最後に、ステイホーム週間、よろしければご一読を!

まふぃん上之園 末吉