リアルミッケ(錦ヶ丘)

朝夕は涼しさを感じる一方で日中はすっかり夏を感じる暑さになってきましたね。子ども達も遊んでいるうちに汗をかき、「あつーい!」とよく訴えている毎日です。

 

さて先日、放課後等デイサービスの活動である活動を行いました。

その名も通称『リアルミッケ』

活動名を聞いてなんとなく聞き覚えのある方もいるかもしれません。何を隠そう『リアルミッケ』の構想は、絵本の『ミッケ!』からきています。

『ミッケ!』は、実写の絵の中に隠れているアイテムを探しながら物語を読み進めていく“かくれんぼ絵本(さがしっこ絵本)”のことです。大人から子どもまで幅広く遊べる絵本で、難易度は易しいものから頭を抱えるものまで様々。結構大人もはまるこの絵本、まだ見たことない方は、この機会にぜひご覧になってみてください。

 

話は少しそれましたが、まふぃんで行う『リアルミッケ』のルールは「部屋に置いてある道具や遊具の中から指定のもの(テープシール)を探す」というルールで、子ども達が別室にいる間に職員がシールを隠し、あとからそれを探し出してもらうという遊びです。

 

普段何気なく見ている馴染みの道具や遊具、そして壁や床などに貼ってあるシールを探すことで注意深く周囲を見渡す、観察する力が求められます。また「置いてあるものを触ってもいいけれど動かしてはいけない」というルールもあるので、下を探すためにしゃがんだり見えない所を手で探索したりするなど、周囲の物に合わせる力=環境に適応しようとする力もついていきます。

 

 

どこでしょう??

実は…ここ!

(※今回ブログに載せている写真は、難易度を上げるために室内の照明を落として撮影しているものです。少々画像が荒いものがありますがご了承ください)

 

活動がスタートする前にも不公平にならないように別室から移動してきた子ども達全員に壁を向いて準備してもらいます。

みんな始まるまでドキドキです

いよいよスタートすると、我先にシールを見つけようと右往左往する子ども達。

見つけた!

簡単な場所、見えやすい場所は比較的スムーズに見つけられるのですが、同系色の場所に貼ってあるシールや壁やドアの隅に貼ってあるシールなどはなかなか見つけることができません。この活動に慣れている子がいると、やがて壁の端の方や死角になるような場所を探し出します。また置いてある遊具の裏などを触って確認しようとするので、しばらく様子を見ているとそれを見た経験のまだ浅い子や1年生が「なるほど…」という顔をして探し出す姿が。自分の中だけでは分からなくても周囲の人の様子を確認して、学んでいく姿が見られました。

先程説明した周囲を観察する力適応する力が早速引き出されているのを感じられます。

姿勢を低くして探すベテラン組。

誰かが見つけるとみんな集まります。

他の人に見つからないようにそーっと…

 

後半は3人1組のチーム戦。

探すルールは一緒ですが、今回は一定時間ごとに見つける人が入れ替わる交代制も追加したことでチーム内での協力が必要となります。

すると待っている間に職員が何を言うでもなく「先生、相談してもいいですか?」という子ども達からの確認が入りました。オッケーの合図を出すが否や、円になって何やらごにょごにょ話し出す子ども達。隣のチームに聞かれないようにするために必死になって相談していましたよ。

ひそひそ…

チーム戦が開始してからは、チーム内で分かるようなサインを出す子、「頑張って」の声掛けをする子、中には「あとは僕がやるから大丈夫!」などと頼もしい発言をしてくれる子もいました。チームでの協力の意味を理解し、それと同時に仲間を励ましたり気遣ったりする発言ができる子ども達を見て、心底「すごい!!」と感じました。

 

結果発表の時には、チームごとの担当職員が持つボードを見て確認です。

結果発表ーーー

視覚的に理解しやすいような提示の仕方を意識しつつ、小学生ならではの数の概念も取り入れていきます。

何枚あるか、一番多いチームはどこか、他のチームより何枚多いかなどを聞いていくと上級生を中心に答えてくれます。まだ1年生は習っていない算数の単元でもありますが、一緒に活動を繰り返し行っていくことで、楽しみながら計算したり数や量の違いを認識したりできるように促しています。

 

次に行う時は、シールに点数をつけ、合計した時に大どんでん返しがおきるのも面白そうだなと思いつつ…。

その時には改めてまたブログにてご報告させていただきますね♪

 

 

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋