こども園でお手伝い①(錦ヶ丘)

夏休みも半分が過ぎました。

今年の夏休みはいつもより短いこともあり、時間が早く感じます。

 

本日は以前行った活動の内容を全2回に分けてお伝えしたいと思います。

まふぃんでは、隣接している『認定こども園 錦ヶ丘(昨年まで錦ヶ丘幼稚園)』の園庭を利用して、広い園庭で遊んだりシートを広げて昼食やおやつを食べることがあります。

 

卒園児も多く在籍していることもあり、通りがかった先生方から「○○君、すっかり小学生になったね」といったように声をかけてもらうこともあるんですよ。

 

今回、こんな先生方の声を聞いて卒園児の子を中心としたお手伝い隊を結成し、

『小学生になって成長した姿を見てもらおう』

という計画を立てました。

 

 

事前に子ども達全員で『お手伝いをするにあたって何を聞けばいいのか』を話し合います。

まふぃんでは、自分の意見を発表する場を作り、なるべく自分達で意見や結論を出してもらえるように話し合いの場を多く設けています。

自分達で話し合って結論を出し決定することで、より一層やる気や意欲が高まり、責任感を持ってやってくれるようになります。

また、相手の話を最後まで聞く、言葉を選んで分かりやすいように伝えるなど、『言葉による伝え合い』を繰り返し行っていくことで『相手の気持ちに気づく・イメージを共有する』ことにも繋がっていきます。

 

 

話し合いでは、日にちだけは事前に設定しているものの、お手伝いの内容や時間はなにも決まっていないことを伝えました。

 

その上で

「どんなことを聞けばいいかな?」

と職員が投げかけてみると

「何時からするのか」

「何をすればいいのか」

「使っていいものはあるのか」

などの意見が出ました。

 

出してもらった意見を基に、事前に代表の子に電話で確認をしてもらったのですが、ここでハプニング発生!

 

予定では、まず電話連絡で

①お手伝いのことを聞きに、「今から職員室に直接伺ってもいいか」を聞いてもらいます。

アポがとれたら職員室に出向き

②「担当の先生がどこにいるか」を聞いた上で

③担当の先生に質問をさせてもらう

流れだったのですが、①の時点でそのまま園内の内線で担当の先生まで繋いでもらえることに…

 

予定外のことに戸惑いの表情を見せるA君!

しかし、すぐに気持ちを切り替え、事前に決めた内容に沿って質問をしていき、無事に聞きたい内容を聞くことができました

普段から話し合いなどでも積極的に発言をしてくれるA君ですが、まふぃんの職員や友達以外の人が相手でも丁寧な言葉遣いをしたり突然の出来事に対して上手く対応したりする力がついているということに気づきました。

日頃の話し合いを通して、自分の意見を相手に伝える、相手の意見を聞いて考える練習をしていたA君。

素晴らしい成長を感じることができ、とても嬉しい瞬間でした。

 

今の子ども達は面と向かって大人と話をする機会が以前と比べだいぶ減ってきているような気がします。

この様に電話で大人と話をし、計画を実行していくことで本人の自信にも繋がります。

以前、私が勤務していたまふぃん上之園でも同じような出来事がありました。

その際は

「交通局に電話をして○○から○○までの市電運賃を聞こう」

という内容でしたが、全く知らない見ず知らずの大人と話をし、

・しっかりと運賃を聞けたこと

・まふぃんの子ども代表として自分の役割を担い実行できたこと

が本人の自己肯定感に繋がりその後の発言や行動の変化に大きく影響していったと思っています。

 

大人にとってはなんの変哲もない出来事ですが

小さなきっかけで子ども達は飛躍的に変化していくことを改めた実感した出来事でした。

 

 

さて、まふぃん錦ヶ丘のA君はというと・・・

最後は「お忙しい中、ありがとうございました」とまで伝え、冷静に対応する姿に感心しました。

無事、電話での聞き取りが終わると、その場にいたB君からも「すごい!!」と大きな拍手をもらいましたよ。

 

 

その次は、いよいよこども園に行ってのお手伝いです。

成長した子ども達の姿を見て、先生方が「さすが小学生!」と驚く姿を思い描きつつ…

それぞれ自分に任されるお手伝いを頑張ってもらいますね。

その様子も今週中にお伝えしますのでお楽しみに。

 

保育士 今屋