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2020.11.10

ブログ

手作り お漬物

最近、上之園のまふぃんでは、おやつ(おにぎり)の時間に手作りのお漬物を出しています。

自家製ぬか床が出来たおかげです。

日本の伝統食や、手作りの良さに触れる体験、子ども達の様子を紹介します。

 

初めてのぬか床作り

先月、保育園から米ぬかをいただきました。

昨年、市販されているぬか床でお漬物を作り、ナガヤの皆さんとお漬物交流ができたので、今回もできたらいいな、と自家製ぬか床を作ることにしました。

でも、米ぬかからぬか床を作った経験はありません。うまくできるだろうか、どうしようか…と迷っているうちに米ぬかがどんどん溜まっていきます。

ネットで作り方を調べ、作り方はとてもシンプルなことはわかっているのですが、うまくいくのか…と不安があり行動できずにいた時、ぬか床を作っているナガヤの住人さんにお会いしました。こんな身近に救世主。ぬか床作りのポイントを丁寧に教えて頂きました。

「まずは、やってみてください」

という優しい声掛けに後押しされ、初めてのぬか床作りがスタートしました。

 

ぬか床ができるまで

 

まずは職員で作ることにしました。

ぬか床作りはとてもシンプル。米ぬかとお塩を溶かした水を混ぜるだけです。これに始めは野菜くずを入れて発酵を促します。詳しいことはネットで…ご確認ください。

本当にできるかな?と半信半疑。調べた分量通り、材料を混ぜました。これでよいのか、確認してもらうために住人さんのもとへ行き、ぬか床を見てもらいました。

「水分が足りないかもしれませんね。耳たぶくらいの柔らかさが目安ですよ。」

「我が家のぬか床を少し分けましょうか。発酵のお手伝いをするから」

とありがたいアドバイスを頂戴しました。

毎日、うまくできますようにと願いながらかき混ぜていると、ぬか床らしい香りがしてきました。

 

食べてみよう

 

2週間過ぎて、きゅうりと大根を漬けてみました。

職員間で試食をした後、子ども達へ。

「これ、ちょっと苦手。」

「味ぽんの味がする!」

「おいしい」

「しょっぱい」

いろんな感想が出ました。放デイではおにぎりのお供、お漬物は大好評です。

ぬか床の発酵の様子を住人さんに確認していただくと、「いい調子ですよ」と返事を頂きました。

「挑戦してよかった」とほっとしました。住人さんの温かいサポートのおかげです。

大事に大事に”ぬか床ちゃん”を育てていきたいと思います。

 

今後の取り組み

ぬか床は手入れを毎日するとおいしくて新鮮な漬物が出来ます。

今後は、子ども達にぬか床を混ぜたり、野菜を切ってもらったりしながら、ぬか漬け作りを継続したいと思っています。

ぬか床のこと、もっと知りたい!!と興味がわいてくれたら嬉しいです。

身近な食べ物をどうしたらおいしく食べられるか、先人の知恵、自然の力はすごいですね。

健康で安心して食べることや手作りの良さに気づかせながら、おいしく野菜をいただこうと思います。

 

気付き

今回のぬか床つくりを通して、私自身も大きな学びがありました。

初めての事にチャレンジする時には、

自ら調べる意欲や、分からないことを人に聞く質問力、「大丈夫よ」と見守ってくれる人の存在の大切さが必要なんだな、ということです。

不安を感じつつ、まずはやってみること、やってみるとそこからまた世界が広がり、充実感や達成感を得て、また次もやってみたいという意欲に繋がります。

子ども達にも新しいことにチャレンジしてほしい、と願うならば、自分自身も日々小さなことにチャレンジして学び続けることが大切なんだなと思いました。

10月に植えた大根も、大きくなってきました。大根のお漬物まで、できるといいな!

子ども達と共に大事に育てていきたいと思います。

 

まふぃん上之園 末吉

 

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