わらべうたを通して




今月のわらべうたの活動では、

「顔の表情や手足の動かし方を真似することができる」

と共に、

「集団遊びを通して順番を待つことができるようになる」をねらいにして行いました。

心地よいわらべうたに合わせて、お手玉やオーガンジーの布を動かすことや、順番が来るのを待つことができたでしょうか?

 

「真似る」は「学ぶ」の第一歩

お顔をむぎゅむぎゅマッサージした後、“あ~がりめ、さ~がりめ”を行いました。

子どもたちは、何が始まったのかポカンとしていましたが、職員の変顔に興味がわき、自然に手を動かしだしました。さあ、もう一度・・・“あ~がりめ、さ~がりめ、ぐるっと回して ね~このめ” 全員が集中して参加できました。

むかえのおさんどん

 

この「真似る」活動でまふぃんが気を付けていることは、言葉での説明をしないこと、です。職員や他の子どもがする様子を見て、自分でやってみること、を大切にしています。言葉での説明が多くなると自分で考えることを奪ってしまいますし、小さい年齢の子どもたちにとっては、聞くよりも見て学ぶことの方が効果的だからです。

「よく見る」ことができたから、「真似る」ことができる。集中力も養われています。繰り返し行うことで「学習」し、遊びの楽しさを獲得していきます。

この後、年長さんには前に出て、“あがりめ、さがりめ”をしてもらいました。皆の前で発表することも上手にできました。この経験が幼稚園や小学校での「発表」や「司会」の場でできることの土台になっていくと思います。

 

いつになったら、自分の番になるかな

 

“いろはにこんぺいとう”、”お茶を飲みに来てください” “かごめ、かごめ”の集団遊びもしました。自分の番が早く来ないかな、座って待つ子どもたちの気持ちが伝わってきます。

 

活動の途中で、「僕、まだ一度も来ない」とつぶやいたB君は、じっと座って待つことが苦手です。

目の前を友達が通り過ぎるのをうらやましそうに見ていました。「もう、ぼく、しない」と言うのかと思いきや・・・ぐっと我慢。

すると、自分の所にお友達が止まりました。

誇らしそうに、歩いて次の友達に代わることができ、満足そうな表情をしていました。

 

わらべうたの集団遊びを通して、子どもたちの「順番を待つ」「歌に合わせる」といった行動のコントロールができるようになると、幼稚園や保育園、小学校での運動会、お遊戯会、学習発表会など、集団行動にスムーズに入れます。

思い通りにならない場面で行動をコントロールできるようになることは、社会や集団生活での生きやすさに繋がると思います。

小さな経験をたくさん積んで、いつの間にか長く待てるようになった!、集団に合わせて行動できた!となるように、

楽しい活動の中にも感情がゆれる場面を仕掛けながら、今後も子どもたちの力を伸ばしていけるように工夫していきます。

次回のわらべうた、お楽しみに!

 

まふぃん上之園 末吉