性教育講演会

性教育講演会

 

12月19日(土)、思春期保健相談士としてご活躍中の山崎眞子(やまさきまさこ)氏をお招きして保護者向けの性教育講演会をまふぃん上之園で開催しました。

山崎さんは看護士師、助産師、認定心理士、性教育認定講師…等、様々な面でご活躍中です。

「性教育」と言うと、堅苦しくなりますが、生きる上で「性」について知ることはとても大切なことです。私たち自身も大人になる過程で体の変化や恋愛、結婚を通して「性」について考えたり経験したりしてきましたが、ある日突然、子どもから「どうしたら子どもは生まれるの?」と聞かれた時、どう受け答えればいいのか、戸惑うことが多いのが現実です。

今回の講演会では、「性教育」についての捉え方、「性」にまつわる子どもの行動や質問に対して、子どもたちにどう伝えればいいのか、どんな心構えが大切なのかを中心に教えて頂きました。

〇性教育はなぜ必要なのか

「自分で自分の人生の選択ができるために必要な性の知識、性の意識を学ぶ」

便利な世の中になりましたが、子どもたちの周りは間違った性の情報が満ち溢れています。間違った情報を正しい知識と思って行動したら・・・それはとても悲しいことです。自分の人生をよりよく自己選択して生きていくために、正しい知識が必要です。

具体的に紹介すると、幼少期では

・身体をきれいに洗うこと

・プライベートゾーン(人に見られたくない場所)について教える

・友達の体をむやみやたらに触らない

思春期~青年期では

・二次性徴の体の変化について

・恋愛について付き合い方

・性の情報の捉え方

・避妊や性感染症について

などです。

正しい知識を知ることは、自分を守ることや性問題の被害者や加害者になることを防ぎます。漫画やSNSで発信されている性産業の情報が間違いであることを伝えることは、とても重要です。

 

〇保護者(大人)の関わり方で大切なことは?

子どもから、「〇〇って何?」と聞かれた時、とっさに話題を変えたりその場から離れたりしてしまうこと、ありますよね。山崎先生は、そんな時こそ「性教育のチャンス!!」ととらえることが大事です!と話されました。

普段から

・何でも話せる関係性を築いていること

・性に関しての質問をごまかさないこと

・ニュースや新聞で見聞きした事件について子どもと話し合うこと

がポイントです。

性について、さりげなく、生活の場で話せたらいいですね。子どもたちは聞いていないようでちゃんと聞いていることが多いです。正しい知識をさりげなく話し合ったり伝えたりすることができたら、子どもも悩みが生じた時、親に相談しやすいかもしれません。

 

スマホで子どもが動画をみていたことを知った時

「こんなものを見たらダメでしょ!」

と否定するのではなく、

「それを見てどう思った?」等、話をするチャンスに変えられたらいいですね。

そのために、大人の性教育の学びが必要だと感じました。

山崎先生は、性教育により、自分のからだやこころを知り、大切にすることを学ぶことで、他者のからだとこころを大切にしていくことにつながること、人として自由に自分らしく生きていくことを学ぶことができる、と教えてくださいました。

まふぃんの活動の中でも性教育に関わる場面がたくさんあります。

トイレの使い方、着替えのマナー、お友達との距離感、等々、年齢によって伝え方、関わり方は違ってきますが、相手の気持ち、自分を大切にすることに気づかせながら性教育を進めていきたいと思います。

山崎先生、とても分かりやすく、「性」についてオープンに話してくださり、また事前アンケートの返答を具体的に教えて頂きありがとうございました。保護者の皆様もお忙しい中多数ご出席いただき、ありがとうございました。

ご家庭で悩んだり迷ったりしたことがありましたら、一緒に考えていきましょう。私たちも学びを深めながら、子どもたちのために支援していきます。

今後もこのような学びの場を設けていきますので、保護者の皆様もぜひご参加ください。

よろしくお願いします。