まふぃんで行う性教育(錦ヶ丘)

昨年12月に開催した保護者向けの性教育講演会。

「性教育」についての基本的な捉え方、「性」にまつわる子ども達の行動や質問に対して、どのように伝えていけばいいかなどを知ることができ、職員としても保護者の方と一緒に考える良い機会になりました。

そこで、まふぃんではどのように「性教育」に関して取り組んでいるかを児童発達支援の年少~年長クラスの活動の中から少しご紹介したいと思います。

*性教育講演会については、別なブログで詳しくお伝えしていますので、こちら をご覧ください。

 

【トイレの使い方】

年少児ぐらいになると、トイレで排泄を行う子が多くなり、それに伴い、トイレの使い方も身に付けていってほしい時期に入ります。

ただ、‟やり方がはっきり分からない“”慣れていない“という理由からおしっこを上手に便器の中に飛ばせず、周りを汚してしまうことも少なくありません。

そこで、男の子と女の子のグループに別れ、トイレの使い方をみんなで確認していくことにしました。

(伝える時には、より分かりやすく伝えるため、同性の職員と確認を行いました)

 

まず、トイレを使う時にはどんな風にしているかを聞き、簡単なやり方を聞いていきます。

男の子は排泄の仕方が「おまるや便器に座っておしっこをする」から「小便器の前に立っておしっこをする」に変化していきます。

便座の場合はふたうを上げる必要があるのですが、あげずにおしっこをしてしまうこともありますね。

「ふたをしたままおしっこをしたらどうなるかな?」という職員の問いかけに、「飛び散る」「汚れちゃう」という言葉が聞かれ、実際に「僕はこうやっているよ」と教えてくれる年長児も。年下の子達にとっては、年上の子の話を聞いたり目の前でトイレの仕方を見れたりしたことで、「こうすればいいんだ!」と気が付く機会になったと感じられました。

 

また、女の子のグループでも職員がわざと「周りが汚れちゃってもそのままでいいよね」ととぼけてみると、年長の子が「ダメだよ!」「後の人が困る!」と教えてくれました。

なかには「ペーパーで、自分で拭く」と具体的に対処方法を教えてくれる等、日頃から「汚してしまったらどうしたらいいか」を意識していることに感心させられました✨

 

 

みんなで使う所だからこそ、きちんとしたやり方で使う、次使う人の事を考えて、汚してもきれいにする。

まふぃんや通っている園だけでなく、公共の施設などにも共通するとっても大事なマナーだと思います。性にまつわる教育は、体に直接的な教えだけでなく、このような周囲を意識した『マナー』を身につけることも必要となってきます。

 

【着替え】

小麦粉粘土やお絵描きなどをした時は、活動の後に着替えることが多く、以前は同じ空間で着替えをすることが当たり前でした。

でも、小学校になると着替える場所や身に付けるものなども男女で変わってくることが多いのが現実です。そこで、同じ室内でも仕切りなどで空間を分け、お互いが見えないように着替えをするようにしました。

洋服の置き場所から分けています

初めのうちは、反対側が気になって見に行こうとする子も何人かいました。これ自体は純粋な興味や関心から来る行動でもあるので、決して否定する事ではありません。そして、大人が頭ごなしに「見たらダメでしょ!」と注意したり遠ざけたりする場面でもありません。

 

相手は見られたら恥ずかしいことを伝え、自分が同じように誰かからジロジロ見られたらどう思う?という問いを投げかけることで子ども達も相手の立場に立って考えることができ、徐々に見に行こうとする行為も減っていきました。

『恥ずかしいから否定する、遠ざける』のではなく、適切な環境を準備して正しい知識や行動を伝えてあげ、当たり前のものとして知識を身につけていく事が大事だと思います。

 

他にも絵本を使ったプライベートゾーン(身体の中でとても大事な場所、人に見られたくない場所)の話をすることもありました。

また、小学生以上では防犯教室に絡めた『身を守る方法』の伝達を行ったり、身だしなみカードを使った『身なりの整え方・マナー』の話も近々計画していますので、改めてお伝えしていきたいと思います。

 

まふぃん錦ヶ丘 今屋