お米プロジェクト~稲刈りとカエル~

10月9日(土)、まふぃん上之園、錦ヶ丘、アフタースクール3事業所合同で田んぼの稲刈りをしました。

当日は曇り時々晴れ、秋の風を感じる絶好の稲刈り日和でした。6月の田植え、8月の観察、そして稲刈り。子どもたちはどんな体験をしたのでしょうか。子どもたちの感想を入れながら、早速ご紹介いたします。

 

田んぼの変化に気づく子ども達

稲刈りをする前に田んぼに着いて気付いたことを聞くと

「葉っぱが黄色くなっている」

「水がない」「田んぼにヒビが入っている」

「くさが落ちている」

たくさんの気づきを発表してくれました。

隣の田んぼでは、かけ干しから脱穀をしている機械が動いていました。

「あれは何ですか?」

初めて見る風景にびっくりした様子でした。

住宅地や街中で育った子どもたちは、見ること、することが全て初体験です。今日の風景や体験は忘れられない思い出になることでしょう。

さあ、いよいよ鎌を手に取り、稲刈りのスタートです。

 

稲刈り

今回の稲刈りでは、『本物を使う経験』から鎌を使用したので、事前に脇黒丸先生から鎌の使い方を教えてもらいました。

教わった通りやってみますが、初めての経験、そして子どもの力ということもあり、なかなか思ったように刈り取ることができません。

「引いてみるけど上手くいかない…じゃあ小刻みに動かしたら切れるかな」

いろいろと自分の力を使い試してみることで、やっと刈り取ることができました。

 

初めてのことは、誰しも上手くいかないものですよね。

でも「どうやったらできるかな?」と考えて試行錯誤しながらコツを掴んでいく子ども達を見ていると、なんでも興味を持って挑戦してみることは大事だなと改めて思いました。

ぎゅっと結ぶんだよ!

 

カエルを捕まえる!

わらの中から時々顔を出す生き物!

「カエルだ!捕まえるぞー」

田んぼの凸凹で歩くのも慎重だった子ども達が、カエルのおかげで積極的に田んぼの中を駆け回ったり、細かい所まで見て探したりしています。

すかっり田んぼの中に溶け込んでいました。

カエルたちにとっては災難な一日でしたね。

でも、カエルのファンは増えましたよ!

カエルさん、ありがとう。

 

終わりの会の時、脇黒丸先生から、子ども達に質問がありました。

「田んぼにカエルがいたのはどうしてだと思いますか?」

「・・・・??」

「それはね、農薬を使っていないからだよ。農薬を使うと小さな生き物は死んでしまうんだよ。」

子ども達にとっては、初めて聞いたお話だったかもしれません。田んぼはお米を作るところだけではなく、生き物の住処になっていることを学ぶきっかけになりそうです。

そこから、環境問題にも発展し、SDGsを学ぶきっかけにもなってほしいと思います。田んぼってすごいなぁ。

最後に代表の子に挨拶もしてもらいました。

発表が苦手な子でしたが、事前にお礼分を書いていたこともあり、とてもスムーズに言うことができました。あっぱれ!

 

 

田んぼを通して総合的な学びが!

このように、稲刈りを通して、稲を刈る体験と共に

・お米ができるまで

・生き物との触れ合い

・でこぼこの田んぼを歩き、足腰が強くなる

・季節の移り変わりを感じることができる

・SDGsを学ぶ

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、体、探求心をフル活用した学びができたように思います。

また、稲刈りや生き物探しを通して、普段はあまり接点がない他児とのコミュニケーション力が育まれていました。

 

・目的達成のために協力すること

・わからないことやできないことを教え合うこと

特にこの2つに関してグループで協力する姿があちらこちらで見られ、とても嬉しかったです。

 

田んぼのお米プロジェクト、稲刈りが無事に終了しました。

これまで田んぼの世話をしてくださった、脇黒丸先生、ご家族の皆様、本当にありがとうございました。

お米作りが大変であることと共に、自分で植えたものを収穫できる喜びを体験し、生きる原点に立てたように思います。

 

これからかけ干し、脱穀、精米、料理などなど、楽しみな活動がたくさん待っています。

自分たちで育てたお米、どんな味がするのでしょうか。次回の報告をお楽しみに!!

 

まふぃん上之園 末吉

まふぃん錦ヶ丘 今屋