クリスマス会(ナガヤ交流会)

「クリスマス会をしたい!」との発言から、この1ヵ月、クリスマス会に向けて話し合いを重ね、準備を行ってきた子ども達。25日(火)のクリスマス会にはナガヤタワーの住人の皆さんも招待して、1歳~90代のおばあちゃんまで総勢35名でのにぎやかなクリスマス会になりました♪

 

ナガヤの住人さん達との交流をねらいに行った今回のクリスマス会。ナガヤの方とまふぃんの子とでペアになり、お互いのケーキのデコレーションをしました。クリームにポッキー、グミ、果物など・・・デコレーションするものを相手にを尋ね、工夫して作っていました。作る時にも「クリームはこのぐらいでいいですか?」「果物はいくつのせますか?」など話をしながら作る事ができました。

「ケーキ、おいし~!」「ありがとうございます」・・・作ってもらったケーキはとってもおいしかったようです。食べている間もナガヤの方たちと学校の話やサンタさんが持ってきてくれたプレゼントの話など、会話を楽しんでいました!

 

食べ終わった後は、出しものの発表やクリスマスの歌を歌いました。サプライズのサンタさん登場やナガヤの方からのプレゼントに大喜びの子ども達でした~!

 

このクリスマス会を通して、話し合いの時には大人があえて結論を伝えずに見守ることで、子どもたち自身が主体的に話し合って答えを出し、それに対して周囲も賛同し、納得できる力がついてきたことに感動しました。

2カ月に1回程度のナガヤとの活動ですが、今回は今まで以上に子ども達が自らナガヤの方たちに声をかけ積極的に関わろうとする姿が見られました。相手の気持ちを察する事が苦手という子も、安心できる環境の中でやり取りを豊富に行う事で、経験から学ぶ事ができ、将来もっと求められるであろうコミュニケーションスキルも高めていく事ができます。

クリスマスツリー🎄

 木、金曜日に絵の具遊びでクリスマスツリーの制作をしました。1日目は絵の具を手で塗り、2日目は初めて筆を使ってみました!
 制作というと作品を完成させる事をねらいに、職員が見本を見せ、手順の説明をするというような活動を思い浮かべるかもしれません。しかし、まふぃんの制作は見本も説明もありません。子ども達が「何になるのかな~?」と考え、イメージを膨らませ、「あっ!わかった!」という気付きを大切にしています。
 活動のねらいとしては・・・

 ・活動の中での友達同士の関り
 ・言葉、表情、ジェスチャーでのコミュニケーション(「ちょうだい」「していい?」など)
 ・道具の使い方を知る(筆)
 ・絵の具の感触に慣れたり、手が汚れる体験   でした。

 そのために、皆で1つの制作を行う事で友達同士で接近するようにしたり、画用紙を張り付ける時には「ちょうだい」や手を出した子に画用紙を渡し、友達との関りや発語を促しました。

 このような友達との関りやコミュニケーションの経験を積み重ねる事で、幼稚園や小学校での大きな集団で友達との関り、思い通りにならない時に気持ちの折り合いをつける力、相手の話を聞く力、自分の意見を言う力に繋がります。

クレヨンでお絵かきをした後に筆でぬりぬり、白いところがなくなるまで上手に塗っていました

〇や☆の画用紙を貼って飾りつけ

クリスマスツリー完成ー!

 完成したクリスマスツリーを見て大喜びでした。去年は作ったツリーからクリスマスのイメージにつなげる事は難しかった子ども達。自分たちで作ったクリスマスツリーを見ながら「サンタさん」「クリスマス」などイメージを広げていて成長を感じました。