お買い物

今週はお買い物がありました。

登園した時から「何買おうかな」「早く行きたい」と楽しみにしていた子ども達♪いつもは事前に買うものを決めてから買い物に行っていますが、今回は年長さんを中心に「2桁の値段のおやつを買う」という挑戦をしてもらいました。就学前に数字に興味や関心を持ってもらう為です。コンビニへ行く時「ちゃんと買えるかな…」と心配していましたが、何度も値段を確認して買う事ができました😊事前に選んだ子たちもレジに並んでお金を払えました!

練習

 

2桁の数字って何?

お金あるかなー?

 

本番

静かに並んでいます😊

買えるかな…ドキドキ💦

 

この姿が見られるまで、何回か練習や経験を積んでいます。初めは、お金の払い方が分からない子や店内で大きな声で話す子もいましたが、今では職員が付いていなくても大丈夫です。お買い物は「公共のルール」「商品を選んでお金を払う経験」「挨拶の経験」に繋がっていくだけでなく「地域との交流」にも繋がっていきます。

これから時代が進み、店員さんと会話をしなくても商品を買える時代が近い将来やってくると思います。近くのお店に買い物に行くことで店員さんに「まふぃんの子だね」「よく来たね。」「なにを買うのかな?」などの何気ない会話から、地域の方々が温かい目で子ども達を見守ってくれる環境を作っていきたいですね!

これを買います✨

これからも体験の中でたくさんのことを学べるようになっていったらいいなと思います!

 

運動遊び

午後療育で運動遊びをしました。子どもたちは運動遊びが大好きです♪

子どもたちの活動の様子はというと・・・

 

とてもかっこよく座って順番を待っています!年少々さんも頑張って座っていました。

まふぃんでは、子どもがやりたくなるような仕掛けを作っています。子どもは「早くやりたいから頑張って待とう!」と思える事で、自発的に活動に参加できるようになります。自発的に参加した子どもは遊びの中で少しづつ自分から順番を守る事ができるようになっていきます。

順番を待つ事が、将来どのような場面に繋がっていくのか・・・

 

例えば、小学校の水道やトイレで待つ時。途中で横入りをされると、とても嫌な気持ちになりますよね。

このように、いろんなところで順番を待つ機会があると思います。

順番を待つ事は「我慢」「協調性」「社会のルールを守る」ことにも繋がってきます。

小さい頃は、「生きる基礎を作る」時期で、特に環境に対して大きく影響されます。これからも、社会性が育つような環境を作り、きまりを学べる機会を作っていけるようにしていきたいと思っています。

 

絵の具遊び

普段、机に紙を置いて絵の具遊びをしますが、今回は立体的(高さ、奥行きなど)感覚をつかむ事を狙いに、段ボールを立てて絵の具遊びをしました。

子ども達には何を作るのかは伝えず、チームごとに範囲を決めて絵の具で色を塗りました。子ども達も段ボールの形などで「家」だと気づき、絵の具で色を塗り終わると家の中に入り、職員が屋根にしようと準備していた段ボールをかぶせると喜んでいました。職員が「屋根だけ色がないね~」と言うと、「じゃあ、色塗ろう!」「屋根は茶色だよね」と皆で色を塗りました。

すると「煙突も付けたい!」と1人の男の子。「どうすればいいかな~?」と問いかけるといろいろ考えていました。話を聞いていた他の子が細長い段ボールを見つけて「これで作ればいいよ!」と。屋根をつけるグループと煙突に色を塗るグループに分かれて作り、飾りをつけて素敵な家が完成ー!

終わりには「またお家で遊びたい!」「次の時までお家残しててー!」と子ども達。自分で意見を出し、考えて、形にし、皆で1つの物を作り上げた達成感を感じられたようで、満足した様子でした。

今回の活動で子どもたちの考える力やそれを伝える力,みんなで協力し工夫する力が育ってきたなぁと嬉しく思いました。子どもたちの考えや意見から私たち職員の想像を超えた「お家」が完成しました!子ども達の発想力や展開にはいつも驚かされますね!

 

秘密基地

自由遊びの時間、「何しよー」と男の子が4人。

「何でも使って遊んでいいよ」と伝えると、1人の子がマットを持ってきました。何に使うのかと見ていると立体的に組み合わせて、「家にするー!」「秘密基地!!」と。うまく組み合わせる事ができず、職員も手伝いながらでしたが一生懸命作っていました。

手伝っていた他の子もうまくマットを組み合わせられず、「壊さないでー」「勝手に中に入らないでー」と少し怒った様子。

このまま喧嘩になるのでは・・・と止めたい気持ちをグッとこらえて様子を見守りました。しかし、徐々にマットの組み合わせるコツを掴んだ子ども達。1人がマットを支え、もう1人が友達同士で協力して作り、素敵な秘密基地が出来上がりました!

以前であれば壊した子を遊びから外したり、言い合いになったりと喧嘩になりそうな場面でしたが、この1年ほどで相手の気持ちを考え、喧嘩にならないような伝え方や関りができるようになったのだなぁーと、成長を感じる嬉しい出来事でした。

 

子ども達を嫌なことから遠ざけトラブルなく過ごさせる事は簡単なことですが、遊びの中での子ども同士の意見や思いの違い、言い合いや喧嘩から、「楽しく気持ちよく遊ぶためには・・・?」 感情を抑える、相手の気持ちを受け入れる、自分の気持ちに折り合いをつけるなど、子どもたち自身が自分で考え、気づき、人との関り方を学んでいます。