大きくな~れ! ~野菜の苗植え体験~

大きくな~れ!

 

放課後等デイサービスの子ども達が

夏野菜の苗植えを行いました。

ゴールデンウイーク前に土づくりをして準備をしてきた子ども達。

夏野菜は「何を植えるか」話あった結果

『トマト』『オクラ』『ナス』『キュウリ』を植える事に決定。

土づくりと苗植えをする中で

気づく・感じる(学ぶ芽)発表する(伝える力)

教える(コミュニケーション)と様々な経験をしました。

〇土づくり

活動のねらい。

『土づくりから経験する事で野菜作りへの興味、関心を持つ』

土を触るのが苦手な子ども達。

「手が汚れるから嫌だ」「虫がいるかもしれないから嫌だ」と

始めはあまり触りたがりませんでした。

その中でも、中学生のA君は特に手が汚れる事が苦手。

昨年までは、指先で少し触るくらいでした。

今年も「(今日は)来るんじゃなかった・・・」と、ぽつり・・

ですが、肥料を混ぜる頃には、

「この、活動苦手なんだよな」と言いながら、両手を真っ黒にして

頑張っていました。

「僕はしたくないからしません」

自己主張も大事ですが、チームで活動する際にはそれだけでは解決できない時もあります。

苦手な事や、やりたくない事があった時に〝決まった事は我慢してする〞

集団に合わせて行動出来る社会に出ていく中で大事になってきますね。

夏野菜を植えよう

活動のねらい。

『野菜の苗植を通して大切に育てる気持ちや植物に対する興味、関心を持つ』

『苗植をグループでする事で気持ちの折り合いをつける事が出来る』

 

【苗を分ける】

種類ごとに分ける事も「簡単!」と自信満々。

正確に分けられました。さすが!

 

「何でそう思ったの?」と質問してみると

1年生のB君が、

「ナスはキュウリより大きいから」「茎も紫だよ」

「きゅうりはギザギザしている」と

自分の考えや気づき感じる力、気づく力)

皆に伝え『(伝える力)自分の考えを話す経験』

ていました。

【苗の観察(観察記録)】

グループごとに何を植えるか決まったら、じっくり観察。

子ども達は、定規で高さ長さを測ったり、紙テープで長さを図ったり

今まで以上に、真剣な表情です。(数・量・図形)

「ここ(茎)は固いね」「葉っぱが、ふわふわしている」

と、気づいた事を記録していました。

苗を観察しながら、〝感じた事〞〝発見した事〞を

楽しんでいるようです。

【苗植え】

1年生の子どもたちは、初めての経験です。

「どうやってするの」「これでいいの」と少し不安そうな表情。

そこに植え方を教えてあげるAちゃん(グループリーダ)の姿がありました。

普段、皆の前で発表したり、友だちに教えるのが少し苦手なAちゃん。

教えてあげたい気持ちは持っているのですが、中々1歩を踏み出せずに

いました。

今回、『安心出来る仲間の中でのリーダの経験』

〝苦手だけどやってみよう!〞と思えたのかもしれません。

〝支えてくれる仲間〞安心できる場所〞がある事の大事さを改めて

感じました。(社会性・協同性)

昨年度までは、上級生に教えてもらう立場だったAちゃん。

4月から4年生に進級し、〝教える立場(リーダ)〞になりました。

1年生を中心とした、グループのリーダとなった事で、初めは抵抗を

示していましたが、自分が教えないと苗植えが進まないと感じたのでしょう。

優しく教えている姿がありました。

活動終了後の感想も皆の前で言えました!

初めての事だったので、嬉しく思いました。

 

 

〇観察する(じっくり見る・記録する)

野菜の変化(色、形、匂い、触った感じ、感じた事)を感じ取る。

『じっくり見る』経験が、周りを見る気づく力に繋がっていきます。

例えば、相手の表情や自分が発言した事に対して、相手がどう思っているのか

感じ取る相手の表情や、場の空気を感じ取る

コミュニケーションを豊かにする中で大切になってくる要素ですね。

 

〇発表する(伝える力)

・成長を観察する中で気づいた事、自分の気持ち(どう思ったのか)

を友だちに伝える。

子ども達の中には、発表するのが苦手な子もいます。

学校のような大集団の中では、特に苦手で言えなくなってしまう。

まふぃんのような、小集団、安心できる仲間の中で発表する経験を重ね

自信に繋げていきたいと思います。

野菜を植えていると、ナガヤタワーの住人さんが

「草を取った方がいいよ」「そろそろ食べごろだよ」

など声を掛けて下さいます。

このような、『地域の方たちとの交流』があるのもまふぃんの特徴です。

 

苗植えは1年間通して行っていきます。

季節ごとに植える野菜を変え、

「旬な野菜はなんだろう?」

「じゃなんでこの野菜は夏より冬が旬なの?」

「気温の問題?日光の問題?」

などあらゆる疑問が出てくると思います。

そういったことを自分達で調べ、学習していくことを習慣化すると子ども達の「自主性」「自発性」は飛躍していくことでしょう。

 

街中にあるまふぃんだからこそ、土に触れる、苗を植える、育った食物を食す体験は必要不可欠だと感じています。

プラスして療育の要素を考え結びつけていくことは職員にとっても学びになります。

今後も子ども達の興味を引きつけ魅力ある活動を展開できるように、私自身も勉強して参ります。

 

 

 

 

 

まふぃん上之園

寺田

 

 

 

 

お米プロジェクト、始動!

子どもたちの健やかな心と体を作る源は食べ物。

まふぃんのおやつがおにぎりになって4年目を迎えました。

子ども達は“おにぎりプロジェクト”を通して、みんなで食べるご飯のおいしさを感じると共に、他の人のことを考えてご飯の量を調整することや、ふりかけを買いにお店に出かける経験などいろいろな体験を積んでいます。

そこで、今年度はお米作りに着目させたい、と考えました。

上之園まふぃんは中央駅の近く。どうやったらお米を作ることができるのでしょう??

お米作りを通して、食への関心を深める、自然との直接体験ができる、米作りを通してコミュニケーション力を高めるなど、子ども達の生きる力をたくましくする要素がたくさん含まれています。

まずは、お米への興味、関心を持つ事、自分の意見を発表出来る事をねらいに活動を始めました。

どんな意見が出てくるかな???

 

○もったいない

「ごちそうさまでした」

皆でおやつのおにぎりの挨拶をした後、炊飯器の中を見せました。

あれあれ??

まだ残っている・・・

「みんな、どう思う?」

するとすぐに、

「もったいないよ」

「おにぎりを作って、先生食べたら」

「冷凍ご飯にお母さんしてるよ」

などたくさんの意見が出てきました。子どもたち、家庭での様子をよく見ているのですね。

 

次に見せたのは、外国の子どもたちがしゃがんでご飯を食べている写真です。

「手で食べてる」

「一つのお皿のご飯をみんなで食べてる」

など、初めて見る風景だったのか、子どもたちはびっくりした様子でした。

自分たちの生活とあまりにもかけ離れている様子を知る場になったようです。

お米プロジェクトを通して、世界の食糧事情や貧困、飢餓問題などへ関心が向けられるようにできたら、と考えています。

 

最後に見せたのは、田起こしをしている写真です。

何をしているんだろう?

どこだろう?? 畑かな? 田んぼかな?

子どもたちが迷っていると、5年生の男の子が、

「田んぼだよ。トラクターで田んぼを耕しているんだよ。学校で習った」

「おじいちゃんの家に行くときに見たことがあるよ」

との貴重な意見を出してくれました。

 

ここまでの流れで気付いたことは、子どもたちの情報や経験値の少なさです。

街中で暮らしている子どもたち。私が想像していた以上に、田んぼを見たことがない子どもが多い、また、世界の子ども達の様子を知らないということに気づかされました。どうしたら、子ども達に分かりやすく、経験や視野を広げる事ができるのか・・・今後、子ども達の実態に合わせて活動を組み立てていこうと思います。

 

○相手の気持ちを想像する

“お米を作っている人、写真のご飯を食べている外国のお友達が、残飯をみたら、どう思うかな?”

今度は、相手の気持ちをイメージする問いかけをしました。

「嫌だと思う」「もったいないと思う」

「悲しむ」「お母さんがみたら泣く」

具体的な人をイメージさせることで、相手の気持ちを考える機会を作りました。子ども達の発言の中に、日本文化である”もったいない精神”の気持ちが確認できたことは嬉しいでした。家庭や学校の場で、「もったいないよ」、それはどうしてなんだろう?と立ち止まって考える事は、とても大切なことですね。この気持ちをさらに育てていきたいと思います。

 

 

○お米を作ってみたい!

お米は田んぼでできる事に気づいた子ども達。

”まふぃんのお米は、誰が作っているんだろうね”と質問すると、好奇心旺盛なA君が「自分たちで作ってみたい」と発言しました。

「え~っ、できないよ、無理だよ」との発言も出ましたが、できないことをできるように考えるのが、まふぃんです(笑)

さてさて、どうする??

すると・・・

「まふぃんの砂場を田んぼにしたらいいんじゃない?」

「そうだ、甲突川から水を引いてくればいい!」

「何年かかるかな~」

「10年かかるかも!」

「テレビのコマーシャルで田んぼを作ったのを見た」

などなど、意見が続出。

「野菜みたいに箱に植えたら・・・」と1年生のCさんが発言しました。

「そうだ、箱の底の穴をふさげばいいんじゃない?」

「タライでもできる!」

「そういえば、バケツでお米、育てたの見たことある!!」

など素晴らしい意見が出てきました。子ども達の発想には驚かされます。

面白そうだね!!!

最後にA君が「自分たちの田んぼを作ればいいね」とまとめてくれました。

みんなで知恵を出し合い、話し合うといろいろな解決方法が見つかるんですね。

こうして始まったお米プロジェクト。

種から育てる予定です。

パソコンで調べたり、実際に育ててみたり、みんなで意見を出し合いながら、街中でお米が育てられることを証明できたら最高です!!

自分たちで育てたお米の味はどうなんだろう?

今から想像するだけでワクワクします。

このように、子どもも職員も試行錯誤しながらお米作りを体験するのが”お米プロジェクト”です。

お米が出来るまで、たくさんの学びや発見、経験ができる事でしょう。

お米を通して世界が見え、いろいろな分野に視野が広がるでしょう。

一つ一つの課程を大切にしながらプロジェクトの成功に向けて活動を展開していこうと思います。

 

今後の報告をお楽しみに!

 

まふぃん上之園 末吉

 

 

 

 

 

 

挑戦状!(錦ヶ丘)

ある日の放課後等デイサービス。

こども園の園庭で元気いっぱい遊んで、汗びっしょりの子ども達がまふぃんに帰ってくると玄関にこんな紙が貼ってありました。

挑戦状

「ザリガニ釣りします。かかってこい。」

 

なんだこれーーー!!

一体誰からの挑戦状だ??

 

子ども達に

「この挑戦状どうする?」と聞いてみると・・・

全員一致で

「受けて立つ!!!」

なんとも頼もしい。みんなとってもいい顔をしていました。

 

さあ、決戦は一週間後です。子ども達は、この挑戦状にどうやって挑んでいくのでしょうか。

 

竿作り


平日の子ども達は大忙しです。宿題をして、おやつを食べて、時間になったら活動も始まります。

自由遊びの時間にそれとなく、挑戦状と釣り竿を作るコーナーを置いてみました。

早々に宿題を終わらせた子から釣り竿作りを始めていました。

「あんまり紐が長いとたるんでしまうから、短くしよう」

「ザリガニははさみで挟むから針はいらないんじゃない?」

「お父さんと釣りをした時には、糸を巻くリールがあった」

みんな自分の経験と知識、想像をもとにザリガニを釣るにはどうしたらいい?と考えを巡らせて、思い思いの最高の一本を作るために魂を込めているようでした。

 

困っている1年生に優しく教えてあげる姿もありました。素晴らしいですね。

 

 

どうやったら釣れるかな?


それぞれで釣り竿は完成したところで、どうやって釣る?餌はいる?と疑問がわいてきたようです。

「ネットで見たら、食パンといりこで釣れるらしいよ」と教えてくれる子がいました。

「ソーセージでも釣れるって」と言う子も。

みんなザリガニ釣りが楽しみで、家でも色々調べたりお父さんに聞いていたようです。

 

今回のザリガニ釣りを計画するにあたり、職員の間でもザリガニ釣りの話題で持ちきりでした。私はザリガニを釣ったことはなかったのですが、子供の頃よく釣って遊んでいたという、まふぃん号の運転手さんから

「ザリガニはザリガニで釣るのが一番だよ。」との衝撃の発言も!

 

 

いざ!ザリガニ釣りへ!


こども園のビオトープには、ザリガニの他にもメダカやドジョウもいます。

実は今回のザリガニ釣り、挑戦状の送り主がこども園から「外来種のザリガニが繁殖しすぎていて困っている」との話を聞いて、是非子ども達に楽しみながらザリガニを捕まえてもらおう、との意図もあったようです。

 

さあ、渾身の一本竿をもった子ども達が早速ザリガニ釣りを始めます。

 

なかなかうまくいきませんねー。

食いつきはするものの、慌てて竿を上げて逃げられたり・・・

目の前の餌になかなか食いついてくれなかったり・・・

 

子ども達も、力加減や糸を垂らすタイミングと真剣にザリガニとの駆け引きです。

糸が長すぎて絡まっちゃいましたねー

 

 

結局この日は一匹も釣れず、がっくりと肩を落とす子ども達。

しかし、「もうやりたくない!」と怒る子は1人もおらず、むしろリベンジに燃える子ども達。「竿をもっと丈夫にしないとダメだ。」「竿を挙げるタイミングが難しいんだよねー」

「家で練習をしてこないと!」と次の挑戦へとやる気満々です。

 

 

スマホ一台で何でも楽しめる時代に、手作り竿を作り、「どうやったら?」と試行錯誤し、服や手が汚れても気にせずにザリガニ釣りに夢中になる様子を見て、何だかホッとさせられた一日でした。どんなに便利な世の中になろうとも、子ども達の夢中になることや豊かな感受性は変わらないですね。

 

まふぃんで行う活動は、私たち大人が子供だった頃の原風景を元に組み立てることがあります。

皆さんも昔やったことはありませんか?学校の帰り道にこっそり通った細い抜け道。縁石の上を落ちないように渡ってみたり、車が通る度にジャンプしてみたり。子供の頃私たちはそこで危険を回避することを身をもって体験し、どうやったら成功するかを真剣に考えていました。そして、親に怒られないように何食わぬ顔で帰宅してミッションクリア。毎日の登下校がリアルゲームの世界だったように思います。

もちろん実際に活動で縁石を渡ったりをすることはないのですが、これをヒントに運動遊び等を行なっています。私たちが子供の頃に感じたワクワクする気持ちは今の子ども達もきっと同じです。ワクワクする活動にもきちんと療育の意図を持ち、今後も取り組んでいこうと思います。

 

 

一匹も釣れず悔しいながらも、次への闘志を燃やす子ども達にまたもやこんな張り紙が。

 

悔しいねー!次は必ず釣ってみせるぞ!

次のザリガニ釣りまできっと子供たちも職員も、ワクワクしながら作戦を練っているでしょうね。

でもこの挑戦状、一体誰からなんでしょう・・・次回のザリガニ釣りで正体がわかるかな?

 

まふぃん錦ヶ丘

児童発達支援管理責任者 吉村

1年生がやってきたよ!~名刺交換~

少し前になりますが、放課後等デイサービスでは新しい友達が入ってきました。

初めて対面した子ども達を見てみると、自分から話しかける子がいれば、緊張している子もいる様子。

そこで、活動では“名刺交換”を行って、友達に慣れる為のきっかけを作りました。

 

今回は自ら友達に近づいて話せるように、職員が渡す相手を決めるのではなく、子ども達自身が相手を探して名刺を渡せるように工夫もしました。

 

では、今から活動の様子を詳しく紹介していきます。

 

4月1日。1年生初めての放課後等デイサービスがスタートしました。

児童発達支援から利用している子ども達なので部屋は見慣れていますが、いつもとは違う友達がいるので少し緊張している様子。

早く友達に慣れてもらう為に、活動の始めは自己紹介をしました。

 

まず、自己紹介の仕方を知ってもらう為に、上級生達の見本を見てもらいました。

人前で話すことが苦手な子も、今年は「○○です。よろしくお願いします。」と、堂々と発表することができました。

今度は1年生達の番。高学年の子達の真似をしながら発表をすることができました。

全員自己紹介をしたことで、どんな友達がいるのか分かった子ども達。

しかし、自己紹介を1回行っただけではなかなか名前を覚えられない・・・。その為、今日のメイン活動名刺交換も行いました!

 

まずは、名刺作り。

1年生達は、職員とひらがなを確認しながら名前を書きます。

「難しい」と言う子もいましたが、最後まで諦めずに書くことができました。

2年生以上の子ども達は、それぞれ書いていきました。

1年生達が分かるように平仮名で書いたり、見えやすいように大きな字で書いたりなど、貰う相手のことを気遣いながら書くことができました。

その中でも感心したのは、どの子も丁寧に字を書こうとする所。

字を書くことが苦手でつい雑になってしまう子も、「1年生が分かるように書きたい」と言い、時間をかけて書いていました。

 

さて、名刺を書き終わりました。今からは、交換タイムのスタートです。

1年生達は、職員と一緒に友達を探しに行きました。

相手を見つけると、早速大きな声で「○○です!」と名刺を渡すことができました。

ただ、緊張してしまう子は渡すタイミングが分からず、下を向いてモジモジ。

「1年生の子だから緊張するよね・・・」と心配していた時。

 

1人の中学生が「あの、名刺交換しませんか?」と声を掛けてくれました。

 

その子は普段、自分から友達に関わりにいくタイプではないですが、1年生の緊張している様子を見かねたのか、勇気を出して声を掛けたのだと思います。

1年生の子は声を掛けられたのが嬉しかったようで、笑顔も見せながら名刺交換をすることができました。

ほかの上級生の様子も見てみると、どの子も優しく声を掛けてくれる子が多かったように感じます。

放課後等デイサービスの異年齢集団の中で、年上の友達に優しくしてもらう経験があったからこそ「年下には優しく接する」ことを自然と学んでいるのではないかと思います。

 

今回の名刺交換。

初対面の人との挨拶の仕方・コミュニケーションの仕方を学ぶ事ができました。

 

学生や社会人になると、初対面の人に挨拶する機会が増えてきます。

その時、挨拶の仕方や表情によって「この人、いい人だ」「仲良くしたいな」など第一印象のイメージが持たれる事が多いです。

この挨拶の仕方は、練習をする事で身に付くことができます。

 

活動では、名刺を渡す時に突然挨拶をする子が何人かいましたが、高学年達は「名刺交換しよう」「こんにちは」など、相手の様子を見ながら挨拶をすることができていました。

この高学年の子ども達は、初めからコミュニケーションができていたのではなく、活動を通して段々とやり方が分かり、挨拶の仕方やコミュニケーションの仕方が少しずつ上手になってきたと思います。

そのきっかけの1つが”ナガヤ交流会”です。

 

交流会の本番では、どうやってコミュニケーションを取ったらいいか声掛けをして学べるようにしていますが、それだけだと「何が良くなかったのか」忘れてしまう事があるので、挨拶の事前練習(ロールプレイ)や振り返りも行い、習得できるようにしています。

 

この、ロールプレイ→本番→振り返りを繰り返し経験する事が大事です

これからも、活動の中でコミュニケーションの仕方や挨拶の仕方を学べるようにSSTや交流会などを行い、最終的には生活の中で活かされるように支援していきたいと思います。

まふぃん上之園

亀澤