お知らせ

2022.01.08

ブログまふぃん錦ヶ丘

門松作り

2022年。

新しい年のスタートです。

まふぃんでは、職員や子供たちを玄関の門松が迎えてくれました。

 

この門松は、送迎員のスタッフが昨年末、まふぃんの玄関用に作ってくれたものです。

その日は、まふぃんの放デイの子供達も門松作りでした。

<本物の門松に触れる>

 

門松の由来を確認した後に、加治屋さんから門松に使われる松竹梅やユズリハや南天などの意味や門松の作り方を教えてもらいました。

 

「これは、ユズリハ。新しい葉ができると古い葉が落ちて、次へと譲っていくんだよ。新しい年へと譲る意味があるんだね」

「竹を斜めに切って二組にするんだよ。こんなふうに竹を組むんだよ。」

 

などの説明を興味津々に聞く子ども達。

 

 

いつもは集中がきれてくると、その場から離れようとしたり、違うことを言ってしまう子供もじっと話を聞いています。

「学校の正門のところで見たよ」

「親父の会で作っていた」

など、見たことのある子は自分の経験と照らし合わせながら見学していました。

組んだ竹を触らせてもらうと

「重い」

「つるつるしている」

などの感想も聞かれました。

 

 

組み合わせた竹の土台の中に土を入れ、松竹梅を飾ったら

あっという間に門松ができあがりました。

 

<色紙で門松作り>

 

まふぃんの子ども達も門松作りに取り掛かります。

用意した物は、色紙とのり。

土台の絵に色紙を貼って門松を作りますが…。

 

「枠に合わせて切りたいのではさみを貸してください」

と言う子もいましたが、

今日ははさみは準備していません。

さて、どうしよう…。

しばらく考えていましたが、

色紙を枠に合わせてちぎり出しました。

 

「色紙はこれだけ?足りません。」

ところが今度は、このまま貼るには色紙が小さい…。

さぁどうする?

 

実はこの色紙、そのまま貼ると、少しだけわくに足りないように、あえてギリギリの量を準備しているのです。

でも工夫すると、ちゃんと貼ることができる量です。

それに気づいてほしいなぁと思って見守っていると、

 

 

はじめは、「できないよ」とぶつぶつ言っていた子も

色紙のかけらを見て

「そうだ!!」

小さくちぎったらよいことに気が付いて、貼り出しました。

 

活動のはじめに、「○分になったら、後片付けです。」と終了の時間を伝えておいたので、

そのうちにチームで色紙をちぎる人。のりを付ける人。台紙に張る人。と役割分担して協力しながら効率良く進める様子も見られました。

 

時間内に立派なちぎり絵の門松ができました。

 

 

 

この二年間、私達はコロナ禍の中の不便な生活を経験しました。

今までのように、十分に物がある事や何でもできることが、普通ではなくなりました。

限られた物や時間の中でも考えたり工夫したりして生活をよりよくしていくこと。

そして誰かを助けたり、助けられたりして協力することの大切さ。

今日のねらいがそれに通じます。

 

それにしても

どんな環境に置かれても子どもは柔軟で、変化し、経験をしっかり自分の糧とし成長していく姿は頼もしく思います。

 

 

そして、本物に触れる経験。

目や耳や触感などの五感をフル回転させて得るものは、写真や動画だけでは得られない物があり、体を使って感じたことは、協調性や社会性などを養う力となります。

またその経験が、今後生活していく中で迷ったり困ったりしたときに、何かしら解決のヒントになってくれたらと思います。

 

 

 

今年も、まふぃんの活動や子供たちに理解と協力をしてくださる保護者の方だけでなく、こども園や保育園の職員、そして地域の方々、たくさんの方から見守られながら、成長していく子供たち。

日々の活動ひとつひとつを大切にしていきます。

 

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

まふぃん錦ヶ丘 田尻

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