【わらべうた】

児童発達支援の音遊びの活動で「わらべうた」を実施しております。

心地よくなじみやすい歌に耳を傾け遊びながら、音や相手に合わせたり、ルールを身に付けたりしています。

今回ご紹介するわらべうたの活動は、初めて取り組む子ども達も多かったため、座って活動に目を向けることをねらいに行いました。

実際の活動の様子をお伝えしながら、座って活動に目を向けることが将来的にどんな姿に繋がるかもご紹介します。

～ ちゅっちゅこっこ♪ ～

椅子に座り、「何が始まるのかな？」とわくわくした様子の子ども達。

綺麗なオーガンジーの布が出てくると、みんなの大好きな「ちゅっちゅこっこ」の始まりです。

ちゅっちゅこっこ　とまれ～♪

歌に合わせて、目の前で鳥のように布がひらひらと動きます。

初めての経験に、思わず立ち上がり布を掴もうとする〇君。

まふぃんではちゃんと待っていると順番が回って来ることが分かるよう支援しており、座って待っている子ども達のところへ布がひらひら～ととんできます。

次は自分の番が来るかなと期待が持てたのでしょうか、座って待つ〇君。

そして、ようやく…〇君の所にも布がひらひら～。頑張って待てたね♪

にこにこ笑顔を見せてくれていました。

～ こめついたら♪ ～

お手玉を用いた「こめついたら」では、歌に合わせてお手玉を上下に動かします。

やりたくてたまらない〇君は、「○○君！」と自分の名前を言ってアピールしていましたが…

周りのお友達がお手玉を手渡されるのを見て、静かに座って待つことができました。

最近、年上のお兄さん達の遊びを見て、真似をしている〇君！

どうすれば自分の番が来るのかな～と、周りを見て感じられるようになってきました。

手渡されたお手玉を大きく動かしたり、小さく動かしたり、見本を見てわらべうたを楽しんでいました。

よく見て、真似て、集中力を養いながら、社会性も育まれています。

長く座って待てるようになったよ！

集団に合わせた行動が取れるようになったよ！

こういった積み重ねが就学した際の、授業中の集中力や、周りを見て状況にあった行動を取る力につながっていきます。

まふぃんでは楽しい活動を通して、そういった力も身に付けられるよう支援しています。

次回はどんなわらべ歌かな？お楽しみに！

高下