お知らせ

先日、ナガヤタワーの住人さんのお宅を訪問しハロウィン交流会を行ないました。土曜日に通う子ども達を中心に交流会を行なってきましたが、たくさんの子ども達が住人さんに親しみを持つことができるよう平日の3日間で開催しました。

地域との関わりや年上の方との関わりが減っている今、子ども達がマナーを守りながら周りの方々と関わっていけるよう地域交流の一環として取り組んでいます。

交流会のビッグイベントは、手作りの仮装を競う『仮装コンテスト』です！交流会に参加できない住人さん達にも楽しんでもらえるよう、ナガヤタワーの玄関に仮装コンテストの投票場を設置させていただくことになりました。

今年のハロウィン交流会は初の試みがいっぱい。さあ、どうなったでしょう？？

★仮装作り

今年の仮装作りは、言われたからなんとなく作るのではなく、子ども達が本気で考え目的を持って取り組めるようコンテスト形式にしました。コンテストには「こわいで賞」「面白いで賞」「かわいいで賞」を用意！みんな狙った賞に向けて、様々なアイディアや工夫を凝らしながら仮装作りに取り組みました。普段あまり自分の思いを口にしないAちゃんも、「かわいいで賞ねらう～！」と張り切って取り組んでいました。

仮装作りを通して、子ども達それぞれの課題も見られました。限られた時間の中で納得のいく仮装が作れず気持ちが崩れてしまう子、表現することが苦手で仮装作りが進まない子…上手くいかないこともあると気持ちに折り合いをつけたり、友達の仮装を見てこんな表現もあるのかと知ったり、子ども達にとって必要な時間だったと感じます。

イメージを形にするのは大変な作業でしたが、みんなよく頑張っていました！

★仮装を身に付けナガヤタワーへ！

仮装のアピール練習を行い、お宅訪問時のマナーを確認し、いざナガヤタワーへ！子ども達の表情を見ていると、ドキドキとワクワクが伝わってきます。

ピンポーン！チャイムを鳴らし住人さんが出てくると…子ども達を見てにっこり。「あら～素敵な仮装ね～！」「作る時どんなところが難しかった？」仮装を通して、自然と会話が生まれます。「ビーズを貼るのが難しかったです」「お面頑張って作りました」相手の話を聞き、それに答える子ども達。「可愛くできたね～」「こわ～い」という住人さんの言葉は、子ども達にとって最高の褒め言葉だったと思います。こういった人と会話を楽しむ経験が、社会の中で周りの人と意思疎通するための土台になっていくのでないでしょうか。