お知らせ

2019.04.09

ブログまふぃん錦ヶ丘

おにぎりピクニック(錦ヶ丘)

こんにちは😃

まふぃん 錦ヶ丘、児童指導員の吉村です。まふぃん 上之園で6年間、療育指導員としてたくさんのお子様たちと過ごしてまいりました。4月からは吉野でたくさんのかわいいお子様たちとの出会いを楽しみにしています。

 

春休み最後の土曜日。桜も満開のポカポカお花見日和🌸、

放課後等デイサービスの子供達と御所覧公園までお花見に出かけました。

 

この日は初めてのお昼ご飯をはさんでの活動です。そう!この日のお昼ご飯は幾度も練習を行った「おにぎり」です。1週間の活動の中で何度かおにぎりを作ってきた子供たち。

 

はじめは ラップの切り方やふりかけの量で手こずっていましたが、回数を重ねるうちに少しずつ手際よくなってきました。

 

 

おにぎりをお花見に持っていくことを伝えると、「やった〜」「海苔のおにぎりにする!」と意欲満々でした。

 

それぞれで自分のおにぎりを作り、お出かけ前の約束をいくつかして、いざ!公園へ出発!

 

いつもは通学路として通っている片道5分の公園も、みんなで出かけるとなんだかワクワクしてきます。

 

公園に着くと早速お昼ご飯。「どこで食べようか?」と職員が尋ねると、「桜の木の下がいい」「暑いから日陰がいいんじゃない?」「食べたらすぐに遊べるように遊具の近くがいい」といろんな意見が出てきました。意見に意見を重ね、なかなか譲り合うことができずにいましたが時間をかけて話合う中で子供達の中で「ちょうどいい場所」を見つけ、シートを広げます。この「ちょうどいい場所」を見つけること。これが今回の活動の狙いのひとつです。

つまり、どういうことかと申しますと

 

ちょうど良い場所を見つけること=他者の意見に共感する、他者の意見を受け入れて折り合いをつける

 

ことに繋がってきます。

みんな自分の意見を通したい、自分の思い通りにしたい、そう思うのは当たり前。でもそこで相手の意見に少し耳を傾けられたらいいですよね。

その入り口を今日は少し体験してくれた様に思います。

 

外で食べるおにぎりは最高です!

 

食べ終えて遊ぶ時間になるとおにごっこをしたり、遊具の順番を待ったりと遊んでいました。

その遊びの中でも小さな揉め事がたくさんおこります。でも私たち職員は過剰に仲裁に入ったり、話聞かせたりすることはしません。子どもは子ども達の社会の中で問題を解決することがほとんどです。どうしても問題解決に至らない時や手を出しそうになる時だけ職員が介入します。

この小さな揉め事が子供たちの成長へと確実に繋がっていきます。

 

他者に合わせられるということは、一方的に喋ってしまうのではなく、相手の話を落ち着いて聞けるようになる事に繋がってくると思います。(授業中は特に大事ですよね)

 

そして相手の話が聞けるようになると、自分の意見も相手に伝えられるようになっていきますよね。

 

 

まふぃん 錦ケ丘での初めての戸外活動。「楽しかった」「またみんなで行きたいね」と、大満足の子供たちでした🍙🌸

子供たちは楽しかった思いはもちろん、悲しい悔しい、いろいろな気持ちの中で日々成長しています。

まだまだ先の話になるかと思いますが、今後は自分たちで行先などを話し合い実行に移していきたいと思います。

 

私たち職員も日々の活動や体験を通して、子供たちの心と体が成長していく姿を楽しみにしています。

 

 

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