お知らせ

まふぃんでは、児童発達支援・放課後等デイサービスで日々子ども達の支援を行っていますが、もう１つ保育所等訪問支援という事業も行っています。

子どもの通っている保育園やこども園、学校に行き、活動や授業の様子を見学。そして、担任の先生と情報交換を行い、支援内容や方向性を一緒に考えていきます。今回は、保育所等訪問支援で私たちがどのようなことを行っているのか、詳しく紹介します。

保育所等訪問支援とは？

園や学校での困りごとをまふぃんの中で支援し、集団生活への適応力を育てるために保育所等訪問支援を行っています。

まふぃんで過ごす時間は数時間程度ですが、園や学校等で過ごす時間は日中のほとんどの時間。長い時間を過ごす集団の中での子ども達の、対人面や指示の理解、集中力、コミュニケーション力などを確認し、何に困っているのか、どこが課題なのかを把握していきます。

先日は小学校に訪問支援に行きました。授業の様子を見てみると、先生の話をしっかり聞いて取り組む姿が見られました。

子どもの頑張っている姿を見る事ができるのも保育所等訪問支援の良さ！

「学校でも頑張っているんだな」と嬉しく感じるとともに、療育の効果を確認することができました。

授業や活動の様子を見学した後は、担任の先生と情報交換を行います。園や学校で過ごす時、何に困っているのか。どのような支援を行ったら子どもが過ごしやすくなるのかといったことを話し合います。まふぃんでは集中して話を聞くことができるが、園では落ち着きがない。学校では友達に遠慮しがちで発言が少ないなど、まふぃんの小さな集団の中では気づくことのできない課題が見えてくることもあります。

また、園や学校で給食時間で落ち着かない、交流学級での授業に集中できないなどの困りごとがある時は、その時間帯に保育所等訪問支援を実施し実際にまふぃん職員が支援に入ることもあります。実際に支援に入ることで、関わり方や個別の対応の仕方、環境調整など療育的な視点でアドバイスがしやすくなります。また、私たちも、保育的な関り方や定型発達、学習の進め方などについて園や学校の先生方から学ぶこともたくさんあります。お互いの場所でできる関りや支援について具体的に話し合うことができるのも、保育所等訪問支援を行い子ども達の良いところも困っているところも園や学校と共有できているからだと思っています。

今後も保育所等訪問支援を行い園や学校と連携して、子ども達の成長を支え行動の変化を促していきます。