お知らせ

まふぃん錦ヶ丘の子ども達は、毎月第4土曜日に開かれる吉野寺こどもみらい食堂に行きお食事をいただくだけではなく、お手伝いなどを通してたくさんのことを学んでいます。

こども食堂について

子ども食堂とは、『地域の子どもやその保護者、地域住民に対して無料または安価で「栄養のある食事・温かな団欒」を提供する』日本の社会活動です。

食事を提供するだけでなく、子ども達が地域の方達と交流し、学習でき、遊べる場所も必要と考え、みんなの居場所としての「みんなのひろば」の提供も進めています。地域に顔見知りを増やし、安心して集える場所を目指しています。

私も初めて吉野寺こどもみらい食堂へ行った時、地域の方たちと交流することができ、繋がる事が出来る、みんなが安心して来られる場所だと感じました。

ご飯を食べるだけじゃない！

最初はお食事をいただきに行くだけだったまふぃんの子ども達。「なにかお手伝いをしたい」と言う声が上がった事から、今ではお手伝い隊としても活躍しています。今月はおりがみ班、お菓子配り班、読み聞かせ班の3つに分かれてお手伝いを行いました。

今回、お菓子配りを頑張っていた１年生がいます。おやつ配りでは前半と後半に分かれて、ご飯を受け取った方にお菓子を配っていきます。自分から「やりたい！」と立候補したこの１年生。「これどうぞ」と笑顔で渡していく事が出来ていて、渡しそびれてしまう事があっても、自分からその人の所へ行きしっかり渡すことが出来ていました。職員は特に教える事無く近くで見守る様にしていましたが、普段高学年のお兄さんお姉さんがしている姿をちゃんと見ている事が分かりました。1年生には見えないくらい、堂々とお手伝いをしている姿を見せてくれました。少し前までは自分のことだけでも精いっぱいだった１年生。周りを見て動き、相手がどうやったら喜んでくれるかもしっかりと考えられるようになっていました。

子ども達の成長

まふぃんの子ども達は、子ども食堂を通して地域の方々と関わりながら、成長しています。今回お手伝いに奮闘する子ども達を見て、地域の方から「子ども達が自分から進んでやるべきことを見つけられていてすごいですね！普段からいろいろな経験をしているからですね。」と嬉しい言葉をかけて頂きました。元気よく挨拶をする、揃っていない靴を並べる、困っている人を見つけたら手を差し伸べる等、職員が指示を出さなくても自分達で気付き自主的に動く力が身に付いていることを感じました。