まふぃん錦ヶ丘では、12月2日〜6日の5日間、児童発達支援、放課後等デイサービスの療育参観を行いました。保護者の皆様に子ども達が活動に取り組む姿をマジックミラー越しに参観いただき、職員から活動の中でこども達にどのような力をつけてほしいのか、友達との関わりの中で体験的に身に付けていく力、まふぃんで大切にしているおとなの関わり等についてお伝えしました。

児童発達支援（年少少～年中クラス）

職員が安全基地になり、遊び込む力をつけてきたこども達は「これで遊びたい！」と遊具に向かい遊びこむ姿が増えてきました。その分、友達と場所の取り合いの場面で感情が崩れることも増えています。参観中も「ここがいいのに！」と怒ったり泣いたりする姿もありました。自己主張や友達との関わりも増えてきたからこそ出てくる感情です。職員も、子供たちの感情の変化に応じて受容したり、危ない場面では止めたりと、こども達の様子を見逃さないようにして活動を行っています。

児童発達支援（年中～年長クラス）

運動あそびの活動では、自信をつけてみんなの前に出て取り組む姿や、順番を座って待てる姿が増えてきています。
失敗することが苦手で「やらない」選択をしていた子も、今では一番手に呼ばれても、堂々と取り組むことができるようになってきました。ご家庭でも最近は、少し失敗しても「まあ、いいか」と自分で言えるようになってきて嬉しい。というお話も聞けました。まふぃんで小さな負けや失敗も遠ざけずに体験し、その都度「大丈夫」「また次やってみよう」と気持ちを受け止めながら繰り返し関わったいったことが、大きな自信になっているとお聞きでき、私たちも嬉しかったです。引き続き、就学に向けて必要な力をつけていき、学校でもたくさん自分の力を発揮できるように支援していきます。

放課後等デイサービス

友達と協力して動いたり、戦略を立てながら取り組む小学生ならではの活動を行いました。活動の中でこども達の発達面についても、苦手な動きに対してどのようにアプローチしているのかをお伝えできたと思います。保護者の皆様も「うちの子、友達と協力できるのかな？」「座っていられるかな？」と談笑しながら、ほっこりした雰囲気の中での参観でした。ゲームに負けて涙を見せる姿や悔しがる姿、意欲的に活動に取り組む姿など、家庭ではあまり見られない姿もじっくり見ていただけたと思います。

日頃の活動に加え、まふぃんお手伝い隊、こども食堂での活動、法人内や地域に飛び出して様々な人と関わりながら、挨拶や場面に合わせた言動等を体験的に学んでいること、話し合いを通して少しずつ意見の発信ができるようになってきていること等をお伝えできました。学校などの大きな集団の中でも、まふぃんで経験して身に付けた力をどんどん発揮してほしいと思います。

保護者の皆様、お越し頂きありがとうございました。こども達の頑張る様子を見ていると、マジックミラー越しではありますが、職員も保護者も熱が入り、みんなで「がんばれ！あと少し！」「惜しかったな～！」と応援したり、談笑したりする場面も多かったです。私たちも保護者の皆様とたくさんお話ができたことを嬉しく思います。また、普段なかなか顔を合わせることのない保護者同士でも沢山お話ができたのではないでしょうか。

今回ご都合が合わなかった方も活動の見学はいつでもできますのでご連絡ください。気になることや困ったこと、ちょっと話したいなということ…いつでもご相談ください。こども達の頑張る姿を参観しながら一緒に考えていきましょう！

まふぃん錦ヶ丘　岡田