お知らせ

１１月末に行った療育参観にはたくさんの保護者の方に足を運んでいただきました。

小集団の中で友だちと関わって遊ぶ様子や、真剣に活動に向き合っている姿、家庭では見ることのできない意外な一面も見ていただけたのではないでしょうか？毎活動ごとのねらいや子ども一人ひとりの課題に、どうアプローチしているのか、子ども達がどんなことに頑張って取り組んでいるのかをお伝えしました。また、今年度から作成している５領域の内容を追記した個別支援計画についても詳しく説明しました。「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」において、子どもの現状をアセスメントし、個々に合わせた支援計画を作成、それに基づき支援しています。より細かくアセスメントすることで、これまで以上に子どもの課題を把握し支援することができています。

児童発達支援では、難しい課題に挑戦し失敗して悔しがる姿、気持ちを切り替え「またやってみよう」と姿勢を正す姿。そして、成功した嬉しさと同時に見せる最高の笑顔など、頑張っている姿を見ていただけたのではないかと思います。また、靴下を履いたりカバンを片づけたりと身の回りのことを、周りの友達を見たり職員の手助けをもらいながら頑張って自分でやってみようとする姿など、活動以外でも見られる子ども達の頑張りも見ていただけました。昨年から利用してくださっている保護者より、「まふぃんに通わせてよかった。保育園とのこまめな連携や、我が子のために真摯に向き合ってくださり本当に感謝しています」と言っていただき、本当にうれしく感じました。

放課後等デイサービスでは、失敗して悔しいけど必死に涙を堪える様子、友だちと協力する中でうまくいかないことも冷静に対応できるようになっていること、目の前のことに真剣に取り組む姿など子ども達の成長にいろいろな想いを感じることがあったと思います。うちの子はこんなこともできるんですね！そんな感想も寄せられました。放課後等デイサービスならではの友達と協力する活動に、保護者の皆様が「頑張れ！」と我が子のように子ども達皆を応援する姿も見られ、私たち職員も放課後等デイサービスで大切にしている子ども同士の関りや大人の関りについてついつい熱い説明になっていたかもしれません。

まふぃんでは、保護者会のように定期的な集まりはありませんが、療育参観や保護者向け研修会等を実施して保護者同士の交流の場を設けたり、職員からまふぃんでの取り組みをお伝えしています。今回、保護者の皆様とたくさんお話をする中で「最初は療育を利用することに抵抗を感じていた」というお話を聞きました。そして、「発達障害」という言葉がネットや普段の会話から耳にすることが増えた今、「うちの子大丈夫かな？将来のことを考えると不安に感じる」といった不安も聞かれました。まふぃんは、保護者の不安や悩みを少しでも解消できるようにいつでも相談できる場でありたいと思っています。