12月7日(土)に株式会社プライムアシスタンスの方と合同清掃活動を行いました。

プライムアシスタンスとは、車が事故をした際のロードサービスを行う会社で、SDGS推進活動を行っています。月1回清掃活動や地域子ども食堂へフードドライブに取り組まれています。

子どもたちの社会性を伸ばす機会はないかと思っていたところ、プライムアシスタンスさんが共研公園でゴミ拾いの清掃をしているところを拝見し是非一緒にと今回実施に至りました。

今回の交流について

ねらいは「地域の一員として住む場所を大切にする意識を持つ」「地域の人との関わりの中で立ち振る舞いを学ぶ」です。

子どもにリーダーを任せ、実際に打ち合わせに参加し、地域の方と関わってもらうことで、子どもたちの合同清掃活動への興味や関心に繋げていきました。

打ち合わせの前に「当日に必要なこと・準備物について聞く」と目的だけ伝えました。

ナガヤ交流やお手伝い隊を通して必要な準備や質問の仕方については経験していることだったので、自分事として考え行動し、質問事項を自分たちの言葉で考えて伝えてほしかったからです。

疑問点がいくつか出てきたので自信をもって伝えられるようメモをとっていたので、初めての場所や人に緊張してしまう子もはきはきと挨拶し、聞きたい質問について落ち着いて聞くことができました。

そして、2点お仕事の依頼を受けました。

「人を集めるためのポスターを作成してほしい」

「当日雨にならないようにてるてる坊主を作ってほしい」

「よし！作るぞ！」と次の利用日には、頼まれていた物を作ろう！と自発的に行動する姿も見られました。

清掃活動当日

てるてる坊主効果か、外は晴れ！！

さらにまふぃんの子どもたちが作ったポスターで、約40名の方が清掃活動に参加してくれました！

「嬉しい！こんなに集まったの？！」とリーダーの嬉しそうな表情。子どもたちが自発的に行動した頑張りが報われ、私たち職員も嬉しい気持ちになりました。

リーダーの頑張りが他の子をも巻き込み、みんなで一生懸命取り組んでいました。

私たちが住む身の回りにはポイ捨てされたゴミが多く、ちょっと覗き込めばわかる場所に沢山のゴミが。

ゴミが大きく上手く拾えなかったり、見つけ出せなかったりして困ることもありましたが、見かねたプライムアシスタンスの方がお手伝いしてくださりました。

まとめ

今回の合同清掃活動では、自分たちの住む場所に多くのゴミが落ちていることに衝撃を受け、大人も子どもも住む場所を大切にする意識をもつ学びの機会になりました。

初めて地域の企業と交流を行い、子どもたちが学校や社会に出たときにこれから身に付けていかなければならない「必要な力」が鮮明になりました。それは、コミュニケーション力です。自発的に考え動くことはできていましたが、その中で会社の方に「手伝ってくれませんか？」や「どうしたらいいですか？」と話しかける子が少なく感じました。地域交流では、相手が存在します。相手を気に掛けたり、困っていそうな人に「助けは必要ないですか？」と声掛けしたりと、自分だけでなく相手のことも大切に思う気持ちを育てていきたいと思います。

今後も地域交流を通して、将来子どもたちが生活していく中で、思いやりのある子どもたちに育つようコミュニケーション力を身に付けていきたいと思います。

まふぃん　松野