10月最後の週にナガヤタワーにお住まいの方々のお宅を訪問し、ハロウィン交流を行いました。

世代間・地域交流の一環であり、まふぃんの子ども達にとっては、地域の方々と関わり外部の人とのコミュニケーション力を育む貴重な機会となっています。

子ども達を見ていると

・話す時に相手を見て話さない

・自分の意見を伝えたら会話が終わる

などの姿があります。

もっと相手を意識したコミュニケーションが取れるようになってほしいという思いから、ハロウィン交流という楽しい活動を通して、一人ひとりが相手のことを意識した会話ができるように計画しました。

ハロウィン交流に向けて

訪問前にはポスターでお知らせをし、参加希望を尋ねるアンケートをポストに投函しました。相手の都合も考えながら準備を進めることも大切な経験の一つです。

回収ボックスを開けた時にはたくさんの返事が入っており、「めっちゃ入ってる！」と嬉しそうな声が上がりました。

当日は、仮装アイテムを身につけて出発。

玄関先でのやり取りを想定し、職員から「①相手の目を見て話す」「②相手の話を聞いて待つ」「③挨拶をする」という３つのポイントを伝えました。子ども達の中には、自分のペースで話したり、目線を合わせにくい子もいますが、楽しい活動の中だからこそ意識して挑戦できる機会です。

玄関前では少し緊張する姿も見られましたが、ペアで話し合いながら「どっちが押す？」「一緒に言う？」と相談する姿がありました。

相手を見て話したり聞いたりするのが苦手な子達も、挨拶や自分の名前はもちろん、質問をされた時の受け答えと話を聞いている間の態度もよく、最後まで相手のことを意識して行動することができました。

地域の人に見守られ、困った時に頼り合える関係を築くことは、安心して生活する上で大切です。今回の活動を通して、子ども達が地域との関わりの中でコミュニケーションの楽しさや大切さを感じ取ってくれたのではないかと思います。

後日、訪問やお菓子を受け取った様子を写真でまとめ、ポスターとして掲示しました。通るたびに子ども達の笑顔が目に入ることで、住人の皆さんにも喜んでいただけると思います。今後も、子ども達が地域の中で成長できるような交流を考えながら、大人も一緒に楽しんでいきたいです。

まふぃん　今屋