26日（土）、放デイの子ども達は、ナガヤタワ―の住人さん宅を訪れました。「カレーを食べる会」の招待状を作り、届けるためです。今回の活動のねらいは、家の訪問の仕方を知るです。言葉遣いや相手と接するときの立ち居振る舞いに気を付ける事ができた子ども達。「相手の気持ちを考える」という事ができるようになっています。

子ども達は先週から自由時間や活動を使い招待状を作っていました。

書く内容はカレーを食べる会の招待状と敬老の日のメッセージ。

「ぜひ交流会に来てください」「コロナに負けないで元気でいてください」「長生きしてください」など心を込めて書いていました。

一生懸命作った招待状。まずはまふぃんで訪問の仕方を確認しました。何を伝えたらよいかを発表。

「挨拶する」

「『カレーを食べる会に来てください』という」

など。発表で出てきた事をもとに実際に練習も行いました。

久しぶりの住人さん宅への訪問に子ども達は、少し不安な様子でした。チャイムを鳴らし、出てこられた住人さんに「こんにちは」と元気よく挨拶。緊張してうまく言葉が出てこない子もいましたが、職員の助けを求める事はありませんでした。

住人の方からは「お名前は？」「字がきれいだね」「招待状、ありがとうね」など優しく声をかけて頂き、子ども達の緊張も少しずつ解けていきました。

まふぃんに戻ってきた子ども達。その表情から最後まで自分の力でやり切った達成感が伝わってきました。

近所の人との関わりが希薄になっているといわれる現在。まふぃんの子ども達も近所に住む方との関わり、お宅を訪問するという経験は少ないと思います。今回の活動で子ども達は年上の方への話し方、態度など気を付けることが出来ました。「相手に喜んでもらうためには？」と相手の気持ちを考える良い機会となりました。

新型コロナウイルスの影響により、今年度初めてのナガヤ交流会。ナガヤタワーの方々との関わりから更なる学びを期待したいです。

さて本番はどうなるかな？

まふぃん　中村