先日、まふぃん、まふぃん錦ヶ丘合同で「就学教育相談保護者説明会」を開催しました。、お子様が小学校に上がる際に利用できる「就学教育相談」について、鹿児島市教育委員会の方に詳しくご説明いただきました。
当日は保護者の皆さまからたくさんのご質問や率直なお気持ちを伺いました。「一人で悩んでいたけれど、少し安心した」という声も多く寄せられました。

子どもたちには、さまざまな学びの場があります。
通常の学級、必要な時間だけ支援を受ける通級指導教室、少人数で支援が受けられる特別支援学級、さらに専門的な特別支援学校という選択肢もあります。

「就学教育相談」は、その子に合った学びの場を見つけるために、保護者と教育委員会、必要に応じて専門家が一緒になって考えるための機会です。これは、子どもたちが、支援を受けて、無理なく安心して学校生活を始められるようにするための大切なステップです。

何より大切なのは、学びの場を決める“主人公”は子ども自身であるということ。大人の希望やみんなと同じにという思いもあるかもしれませんが、本当に大切なのは、子どもが安心して、自分らしく学べる環境であるかどうかです。

就学教育相談は、進学先を決められる面談ではなく、子どもに合った教育環境を探すための出発点です。子どもの特性や気持ち、得意なことや苦手なことにしっかり向き合いながら、 「この子らしく笑顔で学べる場所はどこか？」を一緒に考えることこそが、就学教育相談の本当の価値だと思います。

講師が会の最後に「ぜひ一度、お子さんと一緒に通学路を歩いてみてください」というお話をしていました。これは単に道を確認するだけではなく、就学に向けての「自立の準備」としてとても意味のあることです。実際に歩くことで、信号や坂道、人の多さ、時間感覚など、子ども自身が感じる不安や得意、不得意が見えてくるかもしれませんね。

まふぃんでは、就学に向けた個別のご相談にも対応しています。
「うちの子の場合はどうだろう？」「まず何から始めればいいの？」といった疑問にも、丁寧にお応えします。
子どもにとって一番安心できる学びの場を、一緒に考えていきましょう。
不安な気持ちに寄り添いながら、伴走いたします 。

まふぃん錦ヶ丘

吉村佳代