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2025.09.09

ブログまふぃん(上之園)

運動発達の研修を受けて

運動発達の研修を受けて

先日、作業療法士の方による運動発達についての研修を受けてきました。

研修では、運動遊びでは単に体を鍛えるだけではなく、脳の発達を促し、感情のコントロールを助け、友達との協調性など社会性を育むことができること。また、全身を使った動きを通して、子ども達は自分の体の使い方を覚え達成感や自信を育み、人との関わり方も自然と身に付けていくと言うことを学びました。その中でも、今回は運動遊びの中でも赤ちゃんの頃からしている、寝返り・腹ばい・四つ這い・高這い、この4つの重要性について学ぶことができました。

実際に私も椅子の下をくぐるという体験をしてみて、ただ普通に行こうとするだけでは中々通ることができず、体をねじったり手を伸ばしたりなど自分で考えてするため難しかったです。くぐることができた際には「できた!」という体験を積み重ねることができ、そうすることで大きな自信を得られるのだと感じました。

運動遊びのリーダーをしてみて

研修を受けていざ活動のリーダーをしてみると、同じ動きをする中でも子どもたち一人ひとりの体の動かし方が違うため、見ているだけでは分からないことがたくさんありました。一人ひとり足を出す方向も違えば、同じ体格の子でもうまく足を伸ばせず中々届かない子もいたり、手で支えすぎると職員に体重をあずけてくる子もいるので支える場所や加減の調節がとても難しかったです。

よじ登る動きをした際には、初めは中々登ることのできなかった子どもも、少しサポートすることで体の使い方が分かったのか、その後は手と足を使って上手によじ登ることができていました。例えば、よじ登るのが難しい子どもであれば、こちらが少し体を持ち上げるようにしたり、踏ん張るのが苦手な子には段差をつけてひっかける場所を作ったりと、その子に合わせた難易度にしています。

また、少し頑張ればできる遊具を置くことで、子どもの「やってみたい!」という気持ちを引きだしたり、どうやって体を動かせばクリアすることができるのかな?と考えたりします。そうやって大人側がサポートすることで子どもたちは自分の体をコントロールする方法を学ぶことができるのだと思いました。

今回の研修を通して

子どもが健やかな成長ができるには、子どもの成長の土台となる基本的な動きが大切である事を再確認することができました。

また、子どもたちは高度な技術がなくても、日常の関わりや遊びの中で多くの事を学び健やかに成長することができるのだと学びました。子どもたちが「やりたい!」と思えるような遊具を出したり、その子に合った距離で遊具を置くなど、置き方を工夫しながら子どもの興味関心を引き出すことができるようにしたいと思います。そして、子ども一人ひとりによって発達段階は違ってくるので、子どもの行動をよく観察し一人ひとりにあった支援をしていきたいです。

 

まふぃん

保育士:鶴丸

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