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2025.11.27
ブログまふぃん錦ヶ丘
放課後等デイサービスの小麦粉粘土遊び(錦ヶ丘)
放課後等デイサービスの活動で、小麦粉粘土遊びを行いました。
小麦粉粘土遊びでは、サラサラの粉の状態から少しずつ水を入れていき、ポロポロ、ベタベタの状態を経て油を少し足して粘土に仕上げます。作る過程でも様々な感触を楽しむことが出来ます。各チームに小麦粉1袋とペットボトル1杯の水を渡して20分間で調整しながら作り上げてもらいました。
活動のねらいは、『水の量を調整しながら粘土を作る』『相手の意見を聞いて取り組む事ができる』でした。
相手の話を聞き入れる
高学年と低学年を合わせた3人チームにすることで、小麦粉粘土の経験がある子が教えながら協力して進められるようにしました。さらに各チーム1人リーダーを決めて、その子に粉と水を入れる役割を持たせました。普段自分のペースで物事を進めてしまったり、友達の意見を聞き入れることが苦手だったりするAさん。自分の意見を伝えられる子達とチームを組んで、その中でもリーダーを任せました。ベタベタになりすぎないよう少しずつ粉と水を入れ、とても慎重に取り組む姿がありました。自分のペースでゆっくり進めてしまうため、時間が掛りチームの子からは「早く遊びたい!」と言われてしまうこともありました。普段なら聞い入れられずその場から離れてしまうAさん。今回話しやすい環境やリーダーとしての役割があったことで、友達の意見も聞き入れて最後まで取り組むことが出来ていました。
活動を通して
粘土が完成したら、秋にまつわる物を作ろうというお題を出しました。低学年の子はコスモスや銀杏の葉を作っていました。高学年の子は、秋刀魚定食やどんぐりの生っている木を作っていました。学年が上がるにつれて細部までこだわって作る姿や、秋というお題についてもたくさんのイメージが湧いている様子がありました。
小麦粉粘土の活動を通して、変化していく多様な感触に触れたり、チームで協力する姿が見られました。水の量を調整する、粉を加減するなど自分一人ですすめてしまえば簡単にできることなのかもしれません。しかし、子ども同士意見を出し合い、相手の意見も聞きながら同じゴールに向かっていくことこそが放課後等デイサービスならではの活動だと感じています。
まふぃん錦ヶ丘 米山
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