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2020.06.12
ブログまふぃん錦ヶ丘
感触遊び(錦ヶ丘)
鹿児島も梅雨入りし,ジメジメムシムシの嫌な季節になりました。
でも,それは大人の感覚で,子ども達は雨の音やにおいを感じたり,
水たまりに入って水や泥の感覚を味わったり…。
案外梅雨の季節を楽しんでいるようです。
雨の日は濡れたらかわいそうだから…との親心で,ついつい車で送迎したくなりますが,もし雨に濡れて不快に感じたとしても,それも大切な経験!。
替えの靴下やタオルを持っていくことや,お友達に不快なことはしないほうがいいなぁなどの気付きがでてきたらしめたものです。
さて,今日のまふぃんの活動はそんな感触遊びです。
まふぃんでは,感触遊びとして小麦粉粘土をすることが多いのですが,この日感じてもらったのは土の感触。
まふぃんの畑に土が入ったので,苗を植える前に,その感触を楽しんでもらいましょう!
まず,玄関で裸足になります。
畑までの短い間にも,玄関マットやコンクリートなどの感触の違いを足裏で感じてほしいからです。
足は「第2の心臓」ともよばれるほど,人間の体にとっては重要な働きがあります。
足裏は,体の重要な「ツボ」が集まっており,刺激することで全身の健康にもつながります。
さあ,まふぃんの畑に到着!!
保育園やこども園の砂場で砂の感触を知っているこども達ですが,粘土質の土の感触は少し違っています。
さらさらとした砂と違ってベトベトしている土の質感の感触は苦手な子もいます。
しかも畑はそれほど広くはありません。
そこで今日は,
「いろいろな感触の経験」と「場の共有」をねらいに活動を進めていきます。
はじめは,少し他の子の様子を見ながら,おそるおそる踏み出した子どもも…
土の感触に慣れてくるとこのとおり!
それでも足につく土の感触の苦手な子には,
「うわぁ,ふかふかしている~」
「あったか~い」
と言いながら土の感触を楽しんでいる他の子の姿を見せたり,
職員が近くで土を触ったり,
さらさらと落としてみたりしながら,自分から触りたくなるのを待ちます。
「ちょっと触ってみようかな~」の様子が見られたら,その瞬間を逃さずに,
子どもの手に土をさらさらと落としたり,
一緒に土を握ったりして,無理のないように少しずつ感触に慣れさせていきます。
「大きな土の塊は,踏んで小さくしてね。」
の職員の声かけに,
はじめはおそるおそる踏んでいた子ども達も,だんだんダイナミックになり,このとおり
たくさん土をならして足で感触を味わった後は,
「もっと畑に土を入れよう!」
隣の土山から土を運びます。
今度は手で土の感触を確かめます。
小さな手で,土を集めて友達と楽しそうに何度も何度も畑に運んでいます。
こども園での砂遊びの達人は,腕まで上手に使って…
こんなにたくさん運んでくれました!
土の感触に慣れてきた子ども達は,お団子作りもはじまり,粘土質の土の感触を充分に楽しみ,笑顔いっぱいのうちに活動が終わりました。
さあ,このまふぃんの畑。次は放課後デイサービスのお兄さんお姉さん達が,夏野菜を育てていくようですよ。
今度は,野菜の葉や花に触れて…。
また土とは違った感触を楽しめそうですね!
まふぃん錦ヶ丘 田尻
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