段ボール遊び

平日の放課後等デイサービス。

学校から帰ってくると、まずは宿題を済ませます。

その後、ペコペコのお腹をおやつのおにぎり🍙で満たし、活動へと入っていきます。

学校も学年も違う子ども達は、平日の通所時間がそれぞれで違うため療育での本活動は短時間勝負!

ギュギュッと療育的要素を取り込んで、活動スタートです!

 

本日の活動は「友達と協力する活動」段ボールを使っての活動でした。

 

まふぃん が療育に段ボールを使うのには大きな意味があるんです。

当たっても、落ちてきても痛くないこと。

大きさが違う段ボールは並べたり、積み上げたりと無限に遊びの可能性があること。

そして、積み上げるとグラグラしてちょっぴり不安定なこと。

などなど………

 

今日はこの「ちょっぴり不安定」を使った活動です。

 

まずは段ボールを積み上げて1人で運びます。

私は3つ運びまーす

 

木の椅子に自分で選んだ大きさや数の段ボールをセットして、目標は2メートルほど離れたところにあるもう1つの椅子へ移動させます。

「僕は4つ運べる!」と張り切ってで段ボールを運び出した男の子。張り切りすぎてスピードを出したため段ボールが……どんがらがっしゃーん。

 

「悔しい〜」と涙目になるもグッと我慢。気持ちを入れ替えて再チャレンジです。

次も段ボールを4つ重ねて運びます。次は慎重に、そろりそろり〜

 

無事にゴールまで運ぶことができました!「やった〜」

 

失敗しても「次こそは成功させよう。その為にはどうしたらいいんだろう。」

子どもたちは失敗することを経験して、多くのことを学んでいきます。大人が教えなくても経験として身についていくこと大事ですね。

 

次は、2人で段ボールを運びます。

2人で一緒に運ぶにはまずは段ボールの数を決めるところからです。「僕は4つ運ぶ」「私は倒れたら嫌だから3つがいい」と、お互い譲れません。しばらく話し合いを重ね、「じゃあこれでいいよ」という2人で決めた数を見つけ出し、ようやくスタートです。

ゆっくりだよ!

 

2人で一緒に運ぶには、持つ手の位置や歩幅、スピード、お互いに合わせないといけないことがたくさんです。「ちょっとゆっくり歩いてよ」「〇〇くんのせいで落ちちゃうじゃん」とどんどん言葉もきつくなっていきます。

 

でも2人の目標は、倒さずにゴールまで運ぶこと。

 

自然とお互いを意識して歩幅を合わせ、スピードも合わせ。そして「あと少しだ頑張ろう」、こんな言葉も聞こえてきました。

そして、見事に段ボールを倒さずにゴール!!!

「やった〜」、大成功の顔はキラキラしていて最高です。1人で運ぶよりも、2人で運んだ方が、ドキドキもイライラもしていろんな感情が溢れるけど、成功した時の達成感は素晴らしいですね。

子ども達も自然と分かっているんですよね。2人でやった方が、みんなでやった方が楽しいってことを。

 

幼稚園、保育園、学校の大きな集団ではなかなか馴染めない子ども達も、まふぃん のような小集団での経験を積み重ねることによって、自己肯定感を高めていくことができるのではないかと思います。

 

今回は段ボールを使った「友達と協力する活動」でしたが、次回はまた違う遊びを通して経験できたらと思います。

3人でも運べる〜?

 

まふぃん錦ケ丘   児童指導員   吉村