ちぎり絵 ~ハロウィンに向けて~

ちぎり絵 ~ハロウィンに向けて~

 

日中の暑さの中にも吹く風に涼しさを感じられるようになりましたね。日が暮れるのも早くなり秋になったなと感じるこの頃です。

日中と朝晩の気温差が大きくなってきました。健康管理に気を付けてくださいね。

 

ある日の放課後等デイサービス。

四分の一の大きさの画用紙(白色)にある形を切り取り子どもたちに見せました。

「これ、何だと思う?」

「?」「分からない…」

やはり白色の画用紙だけでは何なのか分からないようでした(笑)

では、ヒント!

オレンジの色紙を見せてみました。すると…

「あっ、かぼちゃ!」と子どもたち。

「当たり。今日はこの画用紙とオレンジの色紙だけでかぼちゃを作ろうと思うんだけど。

どうすれば、作れるかな?このまま色紙を貼る?」

子どもたちの考えを待ちました。すると高学年の子が

破ればいいんじゃない?」とボソッと一言。

待ってました!その答え。ねらい通りの答えを言ってくれました😁

 

いつもは、〝~に向けて〞の活動の計画を組み立てる時、子ども達が意見を出し合い、〝何をするのか、どの様にするのか〞を話し合い合いながら進めていきます。今回のように、こちらから作る物を決めて提示する事はありません。

何故、今回意図的にしたかと言うと…

新聞紙遊びで細長く破く様子を見ていて、以前より細く破く事が出来るようになっていたからです。

 

なら色紙ならどうだろう?

 

新聞紙を破く時は腕を使い破きます

色紙は指先を使い、力加減をコントロールしながら千切っていかなければいけません。

この使い分けができるか?確認してみようと思ったのです。

そこで、型取った画用紙と、色紙を用意し提示したのです。

 

では何で破くか?答えをまちました。

すると…

手で破けばいいんじゃない」と言ってくれました。

その答えを待っていたのです!よく言ってくれました😆

「その考えいいね。じゃあ、やってみようか。」

ルールは一つ。

〝画用紙からはみ出さないように貼る〞

そのためにはどうすればいいのか。型取られた画用紙を見て子どもたち自身が考えながら色紙を千切っていきます。始めはどう千切っていいのか分からず色紙を手に止まってしまう子どももいました。

 

 

今回のねらいは

〝指先を使い千切ったり、貼ったりし集中して取り組む。〞

〝線からはみ出さないないように貼る(指示の理解)〞

今まで新聞紙を使い破く事を経験してきた子どもたち。新聞紙とは違い千切って貼るとなると〝どうすればいいのだろうと?〞戸惑っているようでした。

実は、この〝破くと千切る〞意味が違うのです。

 

破く……上をつまみ下へ一気に下に切っていく。

千切る…最初から最後まで左右の指先の力で細かく切っていく(指先を使う)

 

このように意味合いが違ってくるのです。

今回は〝千切る〞です。もちろん完成した作品はありません。子どもたち自身が考え、気づいて欲しいと思ったからです。

さて、子どもたちの様子はというと…始めは新聞紙を破くように一気に4本~5本に破き「終わった!」という子や、細かく千切る子様々でした。

しかし、始めは破いていた子どもたちも、周りの友だちを見て千切る事に気が付いたようで千切り始めました。そして適度な大きさに千切る事が出来たのです。

この、子どもたち自身の気づきを大切にしていたのです。大人が千切り方を教えるのは簡単ですが、子どもたちが試行錯誤を繰り返しながら気づく事が学びに繋がっていきます。

 

 

さあ、千切り終わったら画用紙に貼っていきます。貼る時のルール。

画用紙からはみ出さないように貼る

ルールは覚えているかな?様子を見ていると、覚えていまいました!

画用紙の淵を貼る時には、少し貼っては裏返し、はみ出ていないか確認する子どももいましたよ(慎重ですね☺)

淵から貼ったり、上から貼ったりそれぞれでしたが、千切るとき以上に集中して取り組んでいました。千切る時に指先を使いコツを得たのか、千切った色紙を貼るという細かい作業でしたが、最後まで丁寧に貼っていました。

仕上げは、目、口を貼って完成です。

さあ、どんな顔にしようかな(^’^)

 

 

「私は(僕)~しよう」と口々に言い完成をイメージしながら貼っていました。

「おばけだから血を貼ろう!」という子も😅(最終的にはひげなりましたが)

子どもたちの力作ハロウィンに向けて活かしていきたいと思います。

 

 

まふぃん上之園

 

保育士 寺田